お元気ですか、かにかまです。



人に分かってもらえない
空気が読めない
どうも人と違うらしい
コミュニケーションが苦手
覚えのないことで怒られる



そんな悩みを抱えて
対人関係に苦しんでいませんか? 



前回のメール、
なめて書きすぎたからか、
全く反応がありませんでした。

悲しいです。

だから今回は、
超真面目に書きます。



心してお読みください。



冒頭の特性があらわれる
発達障害に、
自閉症スペクトラム
というものがあります。



その障害特性は、
「社会的コミュニケーションの障害」
「限定された興味」



コミュニケーション支援として、
SST(ソーシャルスキルトレーニング)
や、自助グループによる活動が
各地公民館などで行われています。



例えば岡山県だとこちらのサイト。

あせらずあわてずすすもうや

特性を持っている子の
子育て支援情報が得られます。



しかし、
自閉症スペクトラムは
スペクトラムというように
特性のあらわれ方も様々で

診断まではいたらない人や、
大人になってから診断される人、
なんとなく対人関係で困っている人、

いわゆるグレーゾーンの人がいます。



また、
各地で支援が行われていても
親や周りの人が
気付けなかったら意味がないです。



そのような人たちの
助けになるかもしれないのが
TRPG(テーブルトークアールピージー)
です。



ASDの方にTRPGが有効
ということについて
研究が行われていて、
論文の中で、参加した子供の
感想が紹介されています。



ーーーーーー
学校では、
「自分はぼっち(一人ぼっち)だな」
と思うことがあるけど、
TRPGではそういうことはなく楽しく過ごせた。

テーブルトーク・ロールプレイングゲーム(TRPG)による自閉スペクトラム症(ASD)児の「利他的発話」の促進(2018,加藤ら)より引用
ーーーーーー



ASDの子にとって、
コミュニケーションにおける
成功体験は、その場だけでなく
生涯に渡ってQOL(生活の質)を
高めると言われています。



成功体験によって、
自己肯定感が高まることで
生きやすくなるのだとか。



TRPGが広く遊ばれるようになれば、
一人ぼっち感を感じる人が、
少なくなるのではないか
と私は思います。




「一人ぼっちだと思ってた」

こういう言葉を聞いて
なんとかしたいと思うのは
なぜなのか。



仲間はずれ感に苦しむ人がいる
そんな世界なら滅んでしまえばいい。

みんな死んでしまえばいい。

そうすれば、分解されて
原子や分子になって
仲間はずれなんてなくなるから。



そのような
衝動に襲われるのは
なぜなのか。



家族の中で仲間はずれになり、
一人寂しく晩年を過ごした、
おじいちゃんが思い浮かびます。



心の奥で眠っていた
救えなかった後悔、
自分の無力感。



本当は救いたかった。



その気持ちは、
孤独な人に対する「愛」なのか?

あるいは、
無力感を感じさせる
孤独な人に対する「憎しみ」なのか?

世界に対する「怒り」なのか?

それとも
孤独な自分を救いたいだけなのか?



わかりません。



ですが、
なんとかしたい気持ちはあるのです。

私ひとりではできません。

助けてください。



私のためではなく、
あなたのためでもなく。

仲間外れ感に苦しむ
すべての子供のため、

人とうまくやれず、
「もっとがんばらなければ」
と自分を責めている
大人たちのため。



TRPGを
一緒に広めていきませんか?



少しでも気になった方は
メッセージをください。




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