お元気ですか、かにかまです。



最近感動することとか、
心にジーンと来たこととか
ありますか?



私は先日、
TRPGをやった時に
ジーンと来ました。

……

えぇ、知っています。



TRPGなんて、
まったく興味ないぜ!
という方が多いことは。



でも今回はTRPGについて書きます。



昨日から、

どうしてあんなに
ジーンと来たんだろう

と考えて、まだ
余韻が冷めないからです。




遊んだのは、
ソード・ワールド2.5
というTRPGです。



ソード・ワールド2.5については、
以前こんな記事を書きました。

ソード・ワールド2.5 前衛技能をなめてる



いわゆる中世ヨーロッパ的な
剣と魔法のファンタジー世界が
舞台となっていますが、

300年前に滅びた文明がある、
というような歴史設定もあります。



アル・メナスと呼ばれるその文明は
現代社会のように、
機械やインターネットが普及していました。



昨日参加させていただいたシナリオは、
「アル・メナス時代より愛をこめて」



魔域と呼ばれる不思議な空間を、
依頼で調査しに向かうのですが、
その不思議空間はチョコレート工場。

そこで300年前に死んだ女の子
=一人ぼっちの工場長と出会います。

工場は全自動制御だから……



工場長にはかつて夢があって、
それは工場で作った
おいしいチョコレートを
みんなに食べてもらうこと。



現実にて、
食品工場の建設工事に
関わったりしていた私には
チョコレート工場の幻影が、
身近に感じられました。



そうそう、
こういう機械あるよね、と。



工場長に案内されて、
みんなで試食したり、
チョコレート作りを体験したり
楽しみました。



でもその工場は、
300年前に魔物に襲撃されて、
レシピは失われ、
工場長も殺されていて。



魔域というのは、
取り込んだ人の思いを
幻影化するとされています。



自分がもう生きていないことに
気付いた彼女は、
ショックで取り乱しつつ

この幻影の工場ではない現実には、
命がけで守ったチョコレートがあり、
特殊な保存方法で保存されている、
みんなに食べてほしい、

と言い、
「工場訪問……ありがとうございました……」
と泣きながら別れの挨拶をします。



この時点でうるっときたんですけどね。



その後、
幻影のチョコレート工場が消えると、
目の前に廃工場が現れます。



300年の時を経た工場は、
一部が瓦礫のようになりつつ
まだ動いているコンピュータが
あったりします。



私が関わってきた工場も、
300年、稼働し続けるだろうか、
なんて考えたりしつつ、

300年の時を越えた
工場長との約束を果たすため、
女の子の夢を叶えるため、
廃工場を探索するのでした。



時を越えた人の思いに
ジーンとくるような、

「おいしいチョコレートのため」
「人に幸せな気持ちになってもらうため」

頑張って生きた過去の人に
「お疲れ様でした」
と言いたいような、

「もっと良い時代に生まれられたら……」
というような気持ち。




この話はフィクションであり、
ファンタジーなのですが、
どこか現実に通じるものがあるような
切ない系のシナリオでした。

もちろん、
一緒に遊んだ方々が
みんな思いやりに溢れていたから
という理由もあると思います。



私たちが生きた証は、
どんな形で残るのでしょう。



あなたの夢は叶っているでしょうか?



TRPGのSNSに
日記を投稿したら、
(日記はこちらです)
こんな歌を教えてもらいました。

「テルーの唄」ーYoutube

人にとって感動する、
基本テーマなのですね。



『ゲド戦記』も
また観てみたくなりましたー。




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