お元気ですか、かにかまです。



他人の親切や優しさ、
心が荒んだときには癒やされますよね。



でも、場合によっては

「うっとおしい」
「余計なお世話だ」

と思うことはありませんか?



今回は
優しさについてなめていきます。




といいつつ、まずは
ゲームの話なんですけどね。



体力を表すHPという
パラメータがありますね。



HPが減ると
死んでしまう可能性が上がるので、
減ったら回復するのが通常です。



ただ一方で、
HPが減った時にのみ
発動するスキルがあります。



回避力が上がったり
攻撃力が上がったりです。



その効果によって
生き延びたり敵を倒したり
逆転の作戦を考えていたり
することがあります。



回復したくても、
そこを回復してしまうと逆に
死んでしまう原因になります。



「HP低くて死にそうだから回復しとく」

回復したせいでで弱体化して、
死んでしまうのでした。



建設現場でも
優しさが人を殺します。



厳しく指導すると
嫌な気持ちになるだろうから……

こんな細かいことまで
言われたくないだろうから……



事故が起こった時、

「あの時もっと厳しく言っておけば……!」

という気持ちにはなりたくないですね。



親の優しさも
子供を殺すことがあります。



子供が可愛いからと
なんでも手助けをしていると

「困った時は助けてもらえる」

となめた人間ができあがり、
自分でなんとかしようという
自主性が殺されるのです。



痩せていてかわいそうだから……

と、無理やりご飯を
食べさせるのも同じです。



食欲が殺されました。



これらの優しさには
共通点があることがわかりますか?



他人が求めていない優しさ
ということです。



つまり自分勝手。



例えば苦労したいと思っている相手に
優しさなんてかけてあげる必要はないのです。



そんな優しさはただ、
「人が苦労しているところを見たくない」
というわがまま。



それを知っていると、
優しくされた時

「この人は自分を殺す人だ」

と警戒するようになります。



私に優しくしないで。

ほっといて。

冷たくあしらって。

口汚く罵って。

ぶひぃ。



そんな気持ちになるのは、
優しさが人を殺すことを
知っているから。



でもそれってしんどくない?



もっと甘えられた方が
楽ができますよね。



私はそう思うのですが、
あなたはどうですか?



素直に周囲の優しさに
甘えることができていますか?




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