お元気ですか、かにかまです。



何か人に伝えたい気持ちや、
自分しか知らない秘密があるんだけど、
言えなくて苦しいことがありませんか?



うまく言葉にできなかったり、
言葉にできても理解されなくて、

お前何言ってるんだ。
そんなの当たり前だろ。
あんたのことは理解できないわ……

と、反撃にあってボコボコになること。



こんなはずじゃないのに……
どうして分かってくれないんだ……
あ、こう言えば良かったかもしれない



そんなモヤモヤを抱えて
過ごすことは苦しいと、
童話にもなっていますね。



『王様の耳はロバの耳』
という童話です。



今回は、
王様の耳について
なめていきます。




『王様の耳はロバの耳』は、
王様の秘密を知った理髪屋が
秘密を抱えて苦しくなって
苦しみから逃れるために穴をほって、

「王様の耳はロバの耳!!」

と叫んでスッキリする話ですね。



そして穴を埋めたあとから
生えてきた葦が

「王様の耳はロバの耳ー」

と叫びだしたりして、
国中に広まり
結局王様も開き直るとかなんとか。



さて、
王様の耳がロバの耳になったのは、
ギリシアの神、アポロンの呪いです。



牧神パーンとアポロンが
音楽の腕比べをした時、

王様は正直に
「パーンの方がうまい!」
と評したことから
アポロンの怒りをかって

「この腐れ耳がぁ!!」

と、ロバの耳にされたのでした。



本当に王様の耳は
腐れ耳だったのでしょうか?



神の権威によって、
みんながアポロンに票を入れる中、
勇気を出して正直に一人だけ、

「パーンの方がうまい」

と評したのだとしたらどうでしょう?



本当は自分はこう思っているのに、
周りがみんな評価するから
自分も同じように評価する、

という人たちの中で、
王様一人だけが、
正直な思いを口にしたために
ロバの耳にされてしまったのだとしたら。



思っていること、
自分だけが知っている秘密を
隠しておくのも苦しいことですが、

正直に話して他人の怒りをかって
人に言えない秘密を
抱えてしまうこともまた
苦しいものだと思うのです。



もしかしたら王様にも、
表面上は嘘をついておいて、
どこかでこっそりと
素直な自分の意見を叫ぶための
「穴」
が必要だったのでは?



あなたは、
素直な気持ちを叫べる
「穴」
を持っていますか?



オンラインでいろいろできる時代です。



ネットの匿名掲示板や、
ブログなんかも
「穴」となり得るのでしょうね。




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(ブログ記事などでも!)
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(なめててすみません)

ではまた、
自分自身を王様のように
「おもてなし」していきましょう。



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