お元気ですか、かにかまです。



誰か他人が困っていたり、
失敗して痛い目にあう時、
どんな気持ちで眺めますか?



「俺には関係ねーから」
と無関係に過ごすか、

「あんなこともあるんだな、気をつけよう」
と我が身を振り返るか、

それとも、
「放っておけないっ!!」
とつい手助けをしてしまうか。



いろいろな反応があると思います。



今回は、
対岸の火事について
なめていきます。




最近会社でやっている業務に、
過去災害の統計・まとめ
という仕事があります。



過去災害を事故の原因や、
型に分けて統計を取る、
というのは
厚生労働省でもやっていることです。



職場の安全サイト



全国の統計データと、
自社の現場の統計データを比べて

「特にリスクが高いのは何か」

を探って、対策を考えたり、
事前に防止策をとったりするため、
日々パソコンに向かっています。



全国のデータを調べていたりして
気がつくのですが、
墜落や転倒や巻き込まれ、
といった事故の型は

10年経っても
発生している割合が変わりません。



例えば建設業では、
令和元年の統計で、

事故の型別では、
「墜落・転落」が最多で、
全数に占める割合は死亡者数で40.9%、
死傷者数で34.1%。
ー厚生労働省の統計分析
ということがわかっています。



10年前、平成21年の報道では、
死亡災害について、

建設業では「墜落・転落」の
占める割合が高く、
39.6%(建設業全体の371人中147人)
となっているが、
平成20年(172人)と比較すると
25人減(-14.5%)
となっている。
ー厚生労働省報道

とされています。



たしかに災害の総数は減っていて、
すごい努力ですが、
事故の型の割合が分かっているのなら、

もっと墜落・転落災害を
減らすことができるのではないでしょうか?



こういうデータだけを見ても、
どこか他人事、
自分は大丈夫、関係ない
と「対岸の火事」として捉えるから
同じような災害を繰り返してしまうのです。



おぉ神よ、
人間とは愚かなものよな……



という活動をしているのですが、

あなたの周りでは
「対岸の火事」
は起きていませんか?




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