お元気ですか、かにかまです。



時間って
いつの間にか過ぎていきませんか?



今日は残業なしで帰れて
自分の時間がたくさんあるぞ
と思ったら、
いつの間にか寝る時間になっていたり、

この間まで正月休みだったのに、
もう1年が半分終わろうとしていたり、

この間大学を卒業したばかり
じゃなかったっけ?
と思ったり。



そして、
時間をもっと有効に使っていかなければ
と思うのだけど、
ますます時間が足りなくなっている
ように感じたり。



今回は
足りない時間についてなめていきます。




時間が足りない理由。

それは時間泥棒に
盗られているからです。



というのは最近読んだ本、
ミヒャエル・エンデ『モモ』
に影響されました。



目の前のことに集中して、
丁寧にこなしていくのなら、
時間はゆっくり流れていくのに、
時間は大切なものだから節約しよう
と思えば思うほど、

時間が足りない
と感じてしまう法則です。



たしかに、
効率良く何でもやろうと思うと、
時間はいつも足りません。



例えば
カップラーメンを作る3分間で
掃除もしよう洗濯機も回そう
と思ったりすれば、

ただ待つだけでは長く感じる3分間が
とても足りないように感じるものです。



無駄にしてはいけない
と思えば思うほど
足りなくなってくるものといえば、
人生もそうなのではないでしょうか?



限られた時間=人生だから
無駄なことは出来ないし、
遊んでいる暇なんてない、

食べる時間ももったいないし、
眠るなんてもってのほか。



そうやって
無駄のない人生を考えて生きて、
最期の時を迎えたら
どう思うのでしょう?



「味気のない人生だったな」
と思うような気がします。



逆に、
無駄にしてはいけないと思っていた、
遊ぶ時間や食事の時間、
眠る時間を大切にしてみたら……?



何かを成し遂げることはできなくても、
大切な時間を過ごせたのだから、
そこそこ満足かもしれません。



そういうわけで私は
無駄な時間を過ごしてみることにしました。



アマゾンで商品を眺めつつ、
無駄な時間を過ごすために
こんなものを購入しました。



送り雛は瑠璃色の (幻想迷宮ゲームブック)
顔のない村 (幻想迷宮ゲームブック)



Kindle版で2冊で500円! 安い!



ゲームブックというのは
コンピューターゲームのように
音楽や映像はなく、
本を読みながら想像して
選択肢を選んだりしながら
進めていくゲーム形式です。



コンピューターゲームでは
手軽に即効的な楽しさが
得られるでしょうけど、

ゲームブックでは
人間の想像力によって
じっくり楽しむことができます。



コンピューターなんかに
人間の想像力を制限されてたまるかぁ!

人間の想像力をなめるんじゃねぇ!!



という感じで、
これから読み始めます。



あなたももし、
「時間が足りない」
と感じるのなら、試しに
無駄だと思っているような
時間の使い方をしてみませんか?

本当は無駄な時間じゃないかも。




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