こんにちは、かにかまです。

前回のメールでは、
働きがいについて書きました。

このメールマガジンは、
自分と仲良くなることが
テーマなのですが、
働きがいを感じて毎日過ごすことは
自分を好きになることと
関係が深いと思っています。

働きがいを感じられなければ、
嫌々働いている自分と、
本当はこうしたい、という自分が
喧嘩をするからです。

仕事と私どっちが大事なの?
という感じです(笑)

同じように
リスクとリターンの間で揺れるのも
苦しいものがあると思いましたので、
その辺りの考えを
整理していきたいと思います。

ひとまず今回は、
リスクは人や状況によって、
変動するというお話です。

まずは、時間的な変動について。

明日1万円を失うのと、
1年後に1万1千円を失うのでは
どちらを選びますか?

心理学の中に、
時間によって
報酬がどれくらい割引されるか
というのを調べる研究が
あるのですが、
リスクも割引されます。

お金で言えば、
利子がつくけど
ローンを借りたり。

勉強しなければ
将来困るのに
勉強する時間が無駄のように
思えたり。

バランスの良い食事をした方が
将来体を壊す可能性が低くなるはずなのに
メニューを考えるのがめんどくさくて
毎日同じものばかり食べたり。

私だけではないはずです(笑)

長期的なリスクは
ついつい低く見積もってしまうんです。

また、人によっても
リスクの大きさは変動します。

「死ぬこと以外はかすり傷」
という人もいれば、
「一歩踏み出すことが怖い」
という人もいるでしょう。

ピーター・セージという
イギリスのビジネスマンなんかは
前者ですね。

自分がほぼ一文無しの時に
5億円の家を買おうとして、
借金して前金5千万円を払った上で
3カ月以内に1億円払わないと
前金も戻ってこなくて
ホームレスになるという。

そんな状況でためらわず
行動できるのは
ホームレスになっても
死ぬことはないだろう、
という価値観だったからだそうです。

多くの人には真似できませんよね。

真似すべきでもないと思います。

同じ人でも、
1万円失うという意味合いが
変わることもあります。

年収500万円の時の1万円と
年収5000万円になった時の1万円では、
金額は同じでも価値が違いますよね。

また、時代背景でも
リスクの重さは変わります。

今でこそ「安全第一」が
当たり前のように言われますが
ほんの少し前は
「生産第一」でした。

ケガをしたり、
人が死んだりするよりも
生産が遅れる方がリスクだと
考えられていたわけです。

・時間経過
・人によるリスク許容度の違い
・年収
・時代背景

このようなもので
変動するリスクの中で
どのリスクを選んでいくか、
というのは、
リスク哲学といえるかもしれません。

あなたは何をリスクと
感じますか?

自分にとってのリスクを
はっきりさせることが出来たら、
リスクをとるなんて
意識しなくなるのかもしれませんね。

では次回は、
建設現場で一般的な
リスクをはっきりさせる手法、
リスクアセスメントについて
お伝えしようと思います。

楽しみにしていてください。

【追伸】
特典の音声については、
もうしばらくお待ちください。。

できるだけお役に立つものを
お届けしたいと思っています。

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