お元気ですか、
河西数真()です。



妖精界からみると、
現実世界は争いで溢れています。



弱者は強きものに食べられ、

見た目が良かったり
頭が良かったり
お金持ちだったりする人がモテて、

食料を巡る争い……
異性をかけた争い……
会社のポジションをかけた争い……
駅伝メンバーをかけた争い……



やはり人間は愚かですね。ウフフ



しかし、自然界に目を向けると
本当に強い者とは誰なのか、
疑問が生じてきます。



弱肉強食とは言いますし、
シマウマはライオンには勝てない。



それでも、
種として絶滅の危機に瀕しているのは、
ライオンの方だというのです。

この本から。

『弱者の戦略』
自然界からの学びに溢れる良書です。



また、
ボス猿は雌猿を囲います。



しかしその他の雄猿が
子孫を残せないかというと、
そんなこともありません。



こっそり横取りしたりして
しっかり子孫を残しているのです。

負け犬の戦略。
間男戦略。



他にも、
弱肉強食のはずの自然界で
いかに弱者が生き延びているか
という点から、

競争に勝てない弱者の生存戦略

を学ぶことができます。



1.群れる
「弱いやつほどよく群れたがる」
「はっはっは、数は力だよ諸君」

シマウマだって群れでライオンを襲えば勝てるのだ。



2.逃げる
「逃げるのか、臆病者め」
「逃げるさ! 蝶のように美しくね」

三十六計逃げるに如かず。



3.隠れる
「どこへ隠れた!?」
「お前の後ろだよ」

グサーッ!!



4.ずらす
「いつの間に!?」
「ジェバンニが一晩でやってくれましたよ。
えぇ、あなたが寝ている間にね」

夢は夜開く。



ちなみに弱者の戦略の真髄は、
4の「ずらす」だそうです。

条件の悪い方をあえて選ぶ、
複雑で分かりにくいことをする、
そんなところに弱者にとっての
チャンスがある。

恵まれているところに
弱者のチャンスはないのです。



と、続きは次回にしましょう。



「ずらす」戦略について、
もう少し詳しくお伝えする予定です。



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ではまた、
自分自身を王様のように
「おもてなし」していきましょう。



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