お元気ですか、
河西数真()です。



『幸せになる勇気』
という本がありますね。



私は読んだことがありませんが、
たしかに勇気が必要かもしれない
と思ったので今回は、

幸福になる勇気について書いてみます。



最近ゲーム仲間が
こんなシナリオで
プレイヤーを募集していました。



これは遠い遠い昔、
或いは遥か未来のお話です。
ある日、世界中から不幸が失われた。
怒りも、悲しみも、苦しみもなく、
万人が慈悲と慈愛を持つ世界が来た。
すばらしいことだ、うつくしいことだ。

ああ、それでも。
世界中の幸福すべてを敵にしてでも、取り戻したいものがあった。

PCハンドアウト
・PC1
世界中からあらゆる不幸が取り除かれた。
けれど、貴方はそれを覆そうとしている。貴方の大事な人の犠牲によって訪れた幸福だと知っているからだ。
世界の変化と共に現れた白亜の塔、貴方の大事な人の墓標。
そこに貴方の目的がある。
貴方の目的は「世界を幸福にした魔法」を壊すことだ。

・PC2
世界からあらゆる不幸が取り除かれた。
けれど貴方の大事な人は笑わなかった。そればかりかこの幸福を覆そうとさえしている。
世界の全てを敵にしてもいいと言う彼を止める言葉を貴方は持っていなかった。
だからせめて、あなたは世界中でひとりだけの味方になることにした。
貴方の目的はPC1を守ることだ。



私が書こうとしているテーマに
そっくりだと思いました。



守りたいものやゆずれない願い、
大切なものを、
犠牲にして得られた幸福に
どれだけの価値があるのでしょう。

それでも幸福になる、
と決めるには
相当な勇気が必要だと思います。



小さなものとして受け入れ、
こだわりを諦める。



怒りも悲しみも苦しみも消し去る。



幸福の代償は大きいでしょう。



ですが逆に、
大切なもののために
幸福を捧げることにも
ある意味勇気が必要だと思います。



あなたは大切なもののために、
幸福を手放す覚悟がありますか?



……ほとんどの人は
そんな覚悟はできません。



今ある幸福を大切にしたい。
でも幸福以上に価値あるものがある。
でも現状を手放したくもない。



そんな葛藤の中にあるのが
人間らしさかと思います。



そう。
書きたい物語があるけど、
プロットがまとまらず、
考え続ける苦痛から逃げて
書き始められない私のように。




とりあえずPC2で応募しました。



幸福とそれ以上の狭間で
葛藤するキャラが
どんな選択をして、
どこへ行き着くのか。

友人と一緒に思い描くのは楽しそう。



そして私も、
どこへ行き着くのでしょう。



目下のところ問題は、
プロットや設定がまとまらなーい
ということ。



タスケテー
シスターかにかま



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ではまた、
自分自身を王様のように
「おもてなし」していきましょう。



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