お元気ですか、
河西数真()です。



『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』
2023年3月9日に発売され、
3月13日時点では
Steamにて97%の高評価。

ということで気になったので、
Switch版をダウンロードして
遊んでみました。



これが思った以上に面白い……!



休みの日、
一日中プレイしてクリアしました。



一体何がそんなに面白いのか?



今回は、
このゲームの何が面白いのか
脚本術や創作術をもとに
分析してみたいと思います。




このゲームは、
昭和後期の墨田区を舞台にした
群像ホラーアドベンチャーです。



半分くらいは文章と選択肢で進んでいく、
ノベルゲームのようなところもあります。



怪物との戦いや、
レベル上げや、
困難なアクションはありません。



このゲームの面白さは、

1.物語の面白さ
2.謎解きの面白さ

と言って良いでしょう。



では、
1.物語の面白さ
から紹介しましょう。



「え!? これどうなるの?」

からの

「うわ! こうなるんだ……」

という驚きと納得のセットが、
ちょうど良いテンポで出てきます。



だから
飽きずに興味を持ったまま
物語を読み進めることができました。



脚本術では、
アクションとリアクションのギャップとか、
「回転! 回転! 回転!」
と言われているような要素ですね。



ただし、
飽きずに読める
というだけでは面白い物語とは言えません。



読んだ後に印象に残るような、
そんな、テーマ。



もしも、
人を蘇らせることができたら……?

あなたに蘇らせたい人はいますか?

自分を犠牲にしてでも?
犠牲になるのが他の人なら?
誰も犠牲にならないのなら?

そんな力はいらない?
自分には必要ないから他の人にあげる?
それともその力を破棄する?



群像劇であり、
複数人物の視点で物語は進んでいくのですが、
どの人物にも絡む
一つのテーマがあるからこそ、
印象に残ったのだと思います。



ただ、
重苦しいテーマだけでは
息苦しくなります。



気持ちを軽くしてくれる、
キャラクター同士の
漫才のような掛け合いがあり、
上手くバランスが取れていると思います。



まとめると、

・テンポよく配置された驚きと納得のセット
・物語のテーマ
・キャラクターの軽妙な掛け合い(漫才)

この3つが
私にとっての物語の面白さ
かなぁ。



あなたにとっての
面白い物語とは何でしょうか?




次に、
2.謎解きの面白さ

さすがにこれは次回にしましょう。



夜も遅いですからね。



では、
おやすみなさい。
シスターかにかま



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ではまた、
自分自身を王様のように
「おもてなし」していきましょう。



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