お元気ですか、
河西数真()です。



人はどのようにして
意志を持つようになったのか?



生物の進化から考える本を読んでいます。

行為主体性の進化



何をするべきかを自分で意思決定し、
能動的に行動する能力、
それが「行為主体性」だ。



本の内容をざっくりと言えば、
生物は予測不可能な環境に対応するために
フィードバック制御組織として
行為主体性を獲得していった、
ということになります。



原初の生命は
口を開けば餌がある状態であり、
何も考える必要はありませんでした。



進化するにつれて、
餌を探し、獲得するまでが
複雑になっていきます。



逃げたり、育つまで時間がかかったり。



落ち葉掃除機が例えとして
使われているのですが、
落ちているものが落ち葉だけじゃなく、
他の掃除機も掃除を始めたので
協力するのか、競争するのかという状況。



哺乳類や大型類人猿では、
生まれ持った反射や反応に対して、
個体の意思で行動する割合が
多くなっているようですね。



同じ人間の中でも言えると思います。



何も考えなくても幸福であれば、
意思決定や能動的に行動する能力は
衰えていきます。

そんな時は、
もう自分はそういう生き物、
私はサンショウウオなのだと
受け入れるべきでしょうか。



あるいは、
行為主体性を失うことが不安であれば、
あえて複雑な環境に身を置く
という選択肢もあるかもしれません。



サンショウウオと人の違いといえば、
組織と個体の関係性。



個人の利益を追求することと、
組織のために個人の利益を捧げること。

葛藤状態にありつつ、
組織のために行うことが
個人の利益にもなると認識していることが
人の特徴……のようです。



さらに組織を疑うこともあるのが
現代の人類でしょう。



これからどう進化するのかと言えば、
おそらく組織といえる範囲が拡大していく
のではないかと思います。



現場で怪我をしなければ良い
という安全から、
将来的に病気もならないようにすべき
という安全衛生になり、
怪我や病気はもちろん
人が生きる基礎として、環境にも配慮すべき
という環境・労働安全衛生(EHS)
に進化したように。



人間だけの組織としての
国家や家族ではなく、
ペットもいれば家庭菜園もあるし
プレイステーションもある。

それらを含めて家族です、と。



個人レベルで言えば
ここ3週間ほど
腰が痛くて仕方ないのですが、
腰痛も含めて私なのだと。




そうは言っても腰痛はやっぱり嫌だ。
お前なんか私じゃない。
あっちいけー
シスターかにかま



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