お元気ですか、かにかま→ずわいがにです。

最近は、
ダラダラ、グダグダと
メルマガを書いていますが、
いかがでしょうか?

私としては自己満足できて、
いい感じです。

今回は、ライトノベル
『盾の勇者の成り上がり』
のメインヒロイン、
ラフタリアちゃんについて書きます。

彼女は、
異世界における
災害のようなもので両親を亡くし、
奴隷商人に引き取られました。

何人かの主人に引き取られつつも、
トラウマからの夜泣きが激しく、
送り返されます。

また、虐待も受けたようです。

何せ、奴隷ですからね。

精神障害+病気
という状態で
安値を付けられているところへ
奴隷商人につれられて
主人公がやってきます。

戦闘能力の高い狼人間や、
他の安値の奴隷と比較した上で
主人公はラフタリアを
奴隷として選びます。

「かわいそうだから」
とかいう理由では全くなく、
自分を騙した
「女という存在」を従わせたい
というような、
大変よこしまな理由です。

倫理観も何もないですが、
物語が進むにつれて
ラフタリアは「救われた」
と感じるようになります。

なぜでしょうか。

私が思う理由は、
・主人公が欲望に忠実
・奴隷という縛られた生き方
・実は根が優しい主人公
というところです。

まず、欲望に忠実
というところですが、
例えばもしあなたが奴隷だったとして
あなたの主人が

「本当はこんなことやりたいんだけどな……
どう思う~?」

なんて、周りの目を
気にしてばかりいたらどうでしょう。

情けない、と思いませんか?

そして、そんな情けない主人に
使われている自分は
さらに情けない、なんて。

『盾の勇者の成り上がり』
の主人公は、その点素直です。

一度人間不信に陥ってからは、
周りは全て敵だ
くらいの認識で
もはや気にしません。

他人を利用してでも生き延びたい

たとえ仲間がいなくも
勇者として世の役に立ちたい

そんな欲望に忠実な主人公は
魅力的だと思います。

次に、縛られた生き方です。

奴隷には、
主人に逆らうと死ぬ
という呪いがかけられるそうです。

人間不信に陥っていた主人公にとっては、
信用できない仲間よりも、
都合よく動いてくれる奴隷の方が
信用できたのですね。

奴隷は奴隷で、
主人の都合の良いように動く
という生き方を与えられます。

「どう生きればいいんだろう」
なんて悩んでいる人にとっては
救いになりますよね。

自由というものは時に
恐ろしいものだからです。

さらに、
奴隷の主人が
実は優しいとしたら。

病を患っている奴隷が
より自分の役に立てるように、と
薬を与え、栄養を与え、
おしりをたたいて行動させて
レベルを上げてくれるとしたら。

全力で自己都合を貫こうとする
主人公の行動が、
実は誰かを救っていたなんて、
ちょっといい話だと思いませんか?



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気が向いたら、
あ、いえ
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メルマガに書きます。
(なめててすみません)

ではまた、
自分自身を王様のように
「おもてなし」していきましょう。



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