原作未プレイGMのエルデンリングTRPG

お元気ですか、
アセンブリック教団代表
河西数真()です。
アセンブリック教のご紹介はこちら。

最近、
エルデンリングTRPGの
キャンペーンセッションを遊んでいます。

ELDEN RING TRPG

ダークファンタジーな
アクションゲームを原作としたTRPGで、

探索とハック&スラッシュと
ビルドを楽しむゲーム

としてデザインされているものです。

キャラクター同士の腹の探り合いや、
お互いの感情や関係性や
精神的な個性を演じるためのルールは、
用意されていません。

なんとなくのイメージですが、
おそらく、

最近のTRPGプレイヤーの多くが
求めているものではないような気がします。

キャラ同士の掛け合いとか楽しいですしね、うん。

ただ逆に、
そういうの、ルールで決めなくても良くない?
自由にやったら?

とか、
ゲーム性を楽しんでもらいたい!
という考えもあったようです。

私は原作は未プレイでしたが、
同じ系統のゲームである

『ダークソウルリマスタード』

は大好きでしたので、
TRPGで世界観味わえたらいいな
という気持ちでルールブックを購入してみました。

お試し卓〜
と募集したらわりとすぐ集まりました。

この記事では、
原作未プレイGMの初セッションは、
どんな感じだったかをお伝えしましょう。

NPC殺害が有効

ルールブック記載の最初のエピソードで、
松明とランタンを売ってくれる
商人がいるのですが、

早速殺害されました。

GM私
「ここには商人がいて、松明とランタンを買うことができます」

PL(プレイヤー)
「その商人を殺害することはできますか?」

GM私
「!? シ、シナリオには書いてないけどできるんじゃないかなぁ」

PL
「では殺して松明を奪います」

商人
「な、なにをするきさまらー!」

GM私
「では1d3+1個の松明と、50ルーンを入手しました」

敵意のないNPCを殺害する、
というのはダークソウルシリーズでは
定番の行動となっています。

貴重なアイテムを持っていたりするからです。

まさかTRPGでも
そんなことが起こるなんて……

シリーズらしさを感じられて楽しかったです(笑)

簡易戦闘とはな……

他のTRPGだと、
戦闘はグダるというか
時間がかかることが多いのですが、
エルデンリングTRPGの戦闘は
サクサク進みました。

雑魚戦だと簡易戦闘で
1ターンで終わりますし、
ボス戦でも3〜4ターンくらいでした。

まあターン数としては、
ソード・ワールドやダブルクロスなど
他のシステムとさほど変わりませんが、
1ターンが短かったような気がします。

命中判定や回避判定がなく、
コストを支払えば確実に命中するし
回避もできる、
エネミーの回避は回数が決まっている、
という点が時間短縮に役立っているのでしょうか。

  わかりません。

もしかしたら、
サクサク進んだ気がするだけかも。

4人パーティーだと余裕 しかしこの先崩壊があるぞ

剣士、密使、星見、闘奴
の4人パーティー。

ボスの攻撃が当たれば死ぬ
という場面もありましたが
結局回避されて誰も死にませんでした。

原作だと負けイベントなのにな〜〜

基本的に人数が多いと
楽になっていくようです。

まあ今回は、
チュートリアルシナリオですからね。

今後もこのように行くとは限るまいよ、クックック……

とりあえず足元の床が崩壊して、
みなさんには意識を失ってもらいました。

キャンペーン、おぉキャンペーン

目覚めたところで、
片目を閉じて入れ墨のある美少女に

「取引がしたいの」

と持ちかけられる。

そこでチュートリアルシナリオは終了
だったのですが、

キャンペーンで続けたいよね

という声があったので、
キャンペーンを始めました!

本編11話、外伝10話の全21話。

1話=1シナリオで3〜5時間かかるから、
全部遊べば100時間くらいは遊べる!

しかも周回プレイにも対応してる!

  TRPGシステムの売り文句じゃないんよ……

でもなんとなく面白そう。

オンラインキャラシはまだか……

キャンペーンで遊ぶと、
同じキャラクターを継続して
使用することになります。

基本的にはね。

他のシステムで遊ぶときには、
ゆとシートや、いあきゃらなどの
オンラインキャラシ(キャラクターシート)を使って、

セッションで使うココフォリアの
部屋が変わった場合は
キャラシサイトから出力して
簡単に駒を作成できていました。

セッション→成長→キャラシに反映→次のセッション

という流れが簡単だったのです。

ですが、
エルデンリングTRPGには
オンラインキャラシがありません。

だから駒の作成が面倒!

かといって、
同じ部屋で続けていると
ログが溜まって動きが重たくなるし……

なんとかできないものかと調べていると、
ココフォリアの駒データは、
JSON形式のテキストデータで
貼り付けができるらしいと分かりました。

だとすれば、
グーグルスプレッドシートでキャラシを作り、
グーグルアップススクリプトで
JSON形式を出力するようなマクロを書けば

セッション→成長→キャラシに反映→次のセッション

が楽にできるんじゃないのか!?

  でも、めんどくさいな〜

と思っていたら、
お世話になってるオンラインセッションSNS、
TRPGオンセンさんのキャラシに、

「ココフォリア用キャラクターデータで出力」

というボタンが。

  ああ、足元……

足元を掘ればそこに温泉はあったのです。

とはいえやっぱりね?

  敵データの打ち込みがめんどくさいよ〜

原作をご照覧あれ

めんどくさくてルールブックを読んでいたら、
エルデンリングにもパッチが登場することが分かりました。

お宝があるから覗いてみろよ

そう言っては覗き込んだPCを崖から突き落とし、
ウヒャヒャヒャ! とあざ笑う
シリーズおなじみのスキンヘッドの商人。

狭間の地でも元気にやってるんだなあ。

懐かしさと微笑ましい気持ちで
ルールブックを閉じ、

気が付けばゲーム機本体と、
エルデンリング原作を購入していました。

ゴドリックを倒せず、
新規キャラを作ってはゴドリック手前まで進む
というのを3周しています。

きっと君もそうなるだろう。

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