【AC6】コーラルに幸福を捧げよう

お元気ですか、
アセンブリック教団代表
河西数真()です。
アセンブリック教のご紹介はこちら。

最近ゲームを買いまして、
一週間ほどドハマりしておりました。

ARMORED CORE VI OFFICIAL SITE | アーマード・コア6 オフィシャルサイト
メカアクションゲーム「アーマード・コア」シリーズの公式サイト。シリーズ最新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』が遂に登場。パーツを組み替えて自分だけのオリジナルメカを操り、立体的で緩急あるステージを三次元機...

――火を点けろ、燃え残った全てに

発売して1週間以内に、
3周したという人もいましたが、
私も遅れて3周しました。

とても面白かった……

ネタバレ含めて感想と
ストーリーについての考察を書きます。

まずはアセンブル

パーツを組み替えて
アセンブルしたオリジナルメカを操り、
様々なミッションを遂行する
「ARMORED CORE」シリーズ。

ということでゲームの説明は
他のサイトや公式様にお任せして、
まずは私のアセンブル(機体構成)
を紹介します。

①SURIMI5(近接戦闘寄り2脚)

機体名:SURIMI5

ストーリー攻略で
メインで使用した機体です。

かにかまっぽいカラーリング。

機体のカラーリングや
模様付けもできます。

人によってはサーモンに見えるけど。

近接適正の高い腕パーツに
扱いやすい2脚パーツ、
胴体と頭は量産型。

被弾すると大体5秒で
すり身(SURIMI)になります。

しかしリトライを繰り返すことで
相手もすり身になります。

きっと君もそうなるだろう。

②JUNKS(ジャンクパーツ寄せ集め)

機体名:JUNKS

2周目以降が楽に感じて
なんか少し縛りが欲しいな……
と思っていたところに、

ジャンク機体いいですよ〜

とおすすめを受けて組んでみた機体です。

ミッションの再挑戦で
Sランクを取得するために使っています。

JUNKでSを取るぞという名前。

ジャンクパーツですが、
意外と積載できるくらいに
足まわりがしっかりしていて
軽くて負荷が低く、
そこそこの武装も積めるので
思ったより使いやすいです。

胴体の装甲が一部剥がれて、
ケーブルがむき出しになっているのが
かっこいいと思います。

機体のサビ具合も調整できる

③LOADER4(軽量タンク脚)

LOADER4(積込機?)

機体名を変えられることに
気が付いてない時の機体です。

プレイ前に動画をみて
タンクかっこいいな〜
と思って組んでみました。

重量タンク脚は機動力が低くて
ミサイルを避けられず
軽量タンク脚にしました。

軽量でも武装をたくさん積める。

ただ、
タンクの動き方に癖があって
扱いきれませんでした。

組み上げた愛機を眺めるだけで過ぎていく時間

機体の構成を考えて、
いかに難関ミッションをクリアしていくか
というのも面白いところですが、
組み上げた機体を眺めるだけで
過ぎていく時間も
いいものですよ、ご友人。

ガレージのフォトモードで、
光の当たり具合とかも調整できるし
結構楽しい。

パッチはいないんですけどね。

アーマードコア6は死にゲーか?

ソウルシリーズから知って、
アーマードコアシリーズは初プレイでした。

最初は動かし方も分からず、
上手く操作できず

あれ、なんでそっち動くの〜!

とか、
死角から攻撃を受けて
なんで死んだかわからず死んだ
ということも多かったです。

ただダークソウルや
エルデンリングと比べれば、
難易度は低かったかもしれません。

100回以上死ぬようなボスとか
2日間徹夜して倒す
といったボスはいませんでした。

アルトリウスとかマレニアみたいな……

楽しいんですけどね。

AC6で楽しかったボスは、
ミサイルをたくさん撃ってくる
バルテウスです。

2周目になると、
武器が揃っているからか楽勝でした。

パッチはいませんでしたし。

ラスボス戦が熱い

ここからネタバレします!

 

 

 

エンディングのルートが
3種類あって、
ルート毎にラスボスがいるのですが、
どのラスボス戦も熱いシチュエーションです。

強化人間である主人公を
傭兵として尊重して育ててくれた
父親のような人物と、

大気圏に墜落していく
巨大浮遊都市で

お互い背負ったものをかけて戦う。

その戦いの最中、

”お前が稼いだ金だ
自由に使え
再手術を受けて、
普通の人生を歩め……

仕事は、終わりだ……”

遺言のように語りかけるラスボスを
まずはダガーで切り刻みました。

そして別ルートのラスボスは、
エア友達のエアちゃん。

今まで誰にも知覚されることなく、
漂うだけだったコーラルの
変異波形の意識エアが
はじめて出会った、話ができる存在。

エアちゃんにとって主人公は
世界でただ一人のご友人でした。

ずっとサポートをしてきて、

でも主人公が、
人類のため?
お世話になった人のため?
コーラルを焼き払う選択をした時、

同胞のコーラルたちを守るために
主人公の前に立ちはだかる。

最後まで
人とコーラルの可能性を信じたエアちゃんを
ショットガンで吹き飛ばしました。

3つ目のルートのラスボスは意外な存在でした。

それまで何度も倒してきた敵。

物語の大筋には影響しないだろうと
侮っていた相手でした。

最終戦では、
主人公との戦い以外は
邪魔だと言わんばかりに
感情を爆発させます。

主人公を倒したら倒したで、

”俺ももうすぐ消える……
先に地獄で待ってろ”

かっこいい……!

野良犬と馬鹿にしていた
主人公のことが

本当は羨ましかった
憧れていた
それが悔しい

と、爆散する瞬間まで
主人公に挑みかかってくる姿勢。

貴方に憧れてしまいますよ、ご友人。

戦い終わったあとには、
どのラスボスも好きになっていました。

ミシガンのことも好きです。

でもパッチは出てきませんでした。

進化は負け犬同士の潰し合いの先にある

考察や妄想が楽しい

ラスボスだけでなく、
登場するキャラクターは
とても魅力的です。

彼らの背景ストーリーや、
世界観の考察などを
ご友人たちと話をするのも
とても楽しい時間でした。

それは、
環境ストーリテリングという
能動的に物語を楽しむことができる
工夫もあるでしょう。

エルデンリングTRPGにフロムソフトウェア「宮崎英高」氏の原点はあるか
エルデンリングTRPG、キャンペーンを継続して遊んでいます。 現在やっと、最初のボス忌み鬼、マルギットを倒したところ。 EP02からプレイヤー1名を追加で募集し、参加プレイヤーは4名となりました。 まだまだ先は長いです。 原作未プレイGMの...

この記事でも少し
変わった方向から考察してみます。

3周目でエアちゃんが
ACを操作して気が付いたことがある
と言います。

人間は戦うための形をしている
争い、淘汰することで進化するのですね

そんな感じだったと思います。

果たして人間は
戦うための形をしているのでしょうか。

さあ、ご友人、
人間について考えるお時間です。

人間は猿から進化してきたと言われますね。

ボス猿にはなれず、
猿山には居場所がなく、
生きる場所を求めて旅に出た負け猿たち。

人間の祖先は、
猿山から見れば弱者だったのでしょう。

『弱者の戦略』

自然界における弱者の基本戦略は、

”戦わない”
(逃げる、隠れる、擬態する等)

強者が住まない過酷な環境や、
ニッチな世界を切り開くということ。

おや?

戦う要素ないですね?

と思うのはまだ早い。

かつて人類には、
ホモ・エレクトスや
ネアンデルタールなど
旧人類と呼ばれる種族がいました。

旧人類 - Wikipedia

その中から、
現生人類だけは生き残りました。

どうやら、
他の人類種と戦って
滅ぼしたようですよ。

『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』

弱者の世界では、
2位は許されません。

進化は負け犬同士の潰し合いの先にある。

決して幸福ではないでしょう。
でも、

美しいと思いませんか?

3つ目のエンディングでは、
コーラルは全宇宙に拡散します。

コーラルの生きる場所が増えて、
めでたしめでたし……
とは、当然なりません。

コーラルの爆発によって惑星は滅びました。

さらにエアは、
人とコーラルの可能性を
突き詰めようとしている。

それはただ生きるだけではなく、
争い、淘汰することで進化すること。

メインシステム、戦闘モード起動。

最後にエアの
その言葉で締められるのですが、
戦いはまだまだ終わりそうにないですね。

一方、ACでは、
「戦闘モード起動」とは
機体の操作に関してパイロットに
完全な自由が与えられるということでもある。

コーラルは自由になった!

という意味も込められていそうな最後の台詞でした。

パッチの兄貴はいない

アーマードコア6には、
ソウルシリーズでは恒例の
パッチは登場しませんでした。

パッチに会えると知って
エルデンリングを買ったし、
今回も会えるのではないかと
期待していたのですが。

……

残念です、レイヴン。

コメント