お元気ですか、ずわいがにです。
「安全第一」
と建設現場なんかでは
よく言っていますが
「胡散臭いなぁ」
と感じることはありませんか?
「安全第一」
10年以上言われ続けていますが、
労働災害はなくなっていませんよね?
2017年度の統計では
死亡災害にあった人が978人、
休業4日以上の怪我をした人が120460人です。
(厚生労働省の発表より)
毎年、労働者1000人当たり
2~3人が災害にあっている
という現状を見ると安全第一なんて
「単なるお題目じゃないの?」
と思うのも仕方ありません。
この記事では
安全管理の仕事を
なめていきたいと思います。
ほとんどの安全管理担当者がクソな理由
「安全第一で仕事をしよう」
この言葉がすでに嘘だらけです。
なぜなら、
現場で仕事をする限り
災害にあうかもしれない
というリスクからは逃れられないからです。
もしも
絶対に災害は起こさない
と考えているとしたら
その考え方こそ
リスク管理ができていない証拠です。
本当に「安全第一」なのであれば、
災害にあうリスクなんてとって仕事せずに
家で引きこもっていればいい
ということになりますよね。
ですが、そんなことを言う
安全管理担当者はいません。
建前では「安全第一」といいながら
実は安全よりも大切なことがあるのです。
「そんなこと言っても
働かなければ食べていけない」
という意見もあるでしょう。
それならば、
働かずにお金を稼ぐ方法を伝えることが
真の安全第一だと言えませんか?
どうしてそれをしないのでしょうか?
仕事をやめて今すぐ帰れ
労働災害を0にしようと思うなら、
労働しないことが一番です。
こういうと、
「いやいや、そんなこと言ったって
みんなが労働しなくなったら
社会が成り立たないでしょうが」
って意見が出ますよね。
私もそう思っていました。
でも、本当にそうなのでしょうか?
「労働しなければ社会が成り立たない」
これってもしかして、
世の中の常識に影響されて
思いこんでいるだけ
なのではないですか?
試しに
仕事をやめて今すぐ帰ってみましょう。
「安全第一」だと困る理由
「今日から安全第一を実践するから
今すぐ帰れ」
そう言われても
すぐに帰ることに対して
抵抗がありますよね。
なぜでしょうか。
- 働かないとお金がもらえないから?
- 他にすることがないから?
- 働くことが生きがいだから?
お金があれば働かなくていい
とはどうしても思えないんですよね。
別に
社会が成り立たないから
とかいう理由ではありません。
例えば、
安全な部屋にこもって一日過ごすとして、
それが一生続いていく
としたらどうでしょうか。
むなしい人生だな
と思いますし、
危険でもいいから何かしたい
と思うはずです。
人にはお金以外に、
リスクを取ってでも得たい何か
があるのです。
安全第一を突き詰めていくならば、
「リスクを取りたい」
という人間の気持ちの元を
つぶさなければいけません。
それだと、
「ただ生きていればいい」
という欲のない人間を
量産することになる
と思うんですよね。
個人的にそんな生き方は絶対に嫌なので、
安全第一を本気で目指されると困ります。
いつからここが「安全」だと勘違いしていた?
当たり前のように
「安全第一」
と言っていますが、
それって逆に危険なことですよ。
安全第一を本当に目指すのなら
現場仕事なんてしなければいいし、
そもそも安全であるということは
異常なことだからです。
危険ばかりの現場で、
多くの人が努力し、
対策を立てることで
安全に仕事を進めることができている。
地道な努力の積み重ねで
かろうじて成り立っているのが
「安全」
のはずなのに、
それを当たり前のように考えて
「安全第一」
のお題目を唱えているとしたら、
人の努力を馬鹿にしていますし、
なめてますよね。
クソなのは私でした
最初にクソだと書きましたが、
そういえば私も
安全管理担当者でした。
「安全とは」
みたいに偉そうな言葉を並べて
自己満足している
クソな安全管理担当者でした、
ごめんなさい。
真摯に現実を受け止めて反省し、
心を入れ替えてクソらしく、
クソの掃除でもしてきますね~
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