チェック漏れ発見! バレない方法・抜け穴の探し方

お元気ですか、かにかまです。
かにかまって何?⇒プロフィールはこちら。

仕事でチェック漏れに気付いたとき、
人生なめてるやつとしては
できれば自分のミスを隠したいですよね。

「バレない方法はないだろうか」
「抜け穴はないだろうか」

そう考えるのも仕方ありません。

この記事では、
自分のミスに気付いて
「しまった!」
と思った時の対処法をお伝えします。

かにかまの失敗談

私は現場監督をしているのですが、
チェック漏れに気付いて
慌てることがあります。

例えば、次の日に
労働基準監督署が来る、
というときに改めて
足場のチェックをしていると、
中さんが高すぎることに気付いたとき。

法令の基準に違反しているのですから、
もちろんすぐに直した方がいいですよね。

ただ、対応する手間がかかります。

そこで、抜け穴を探し始めるのが
人生なめてるやつです。

労働安全衛生法をなめてる

まず、
自分のチェック漏れを棚に上げて
「法律おかしいんじゃない?」
とか考えます。

日本の労働安全衛生法では、
仮設足場の手すりの高さについて
次のような基準があります。

手すりの高さ85cm以上
中さんの高さ35cm以上50cm以下

ここでひねくれた考え方をするわけです。

「手すりの高さに上限はないから、
150cmの手すりでもいい。
ただそうなると、中さんが50cmだったら
手すりと中さんの隙間が1mもある。
そこから人が落ちるよね」

「だとすると、
手すりの高さが高い場合、
中さんが上限高さを超えていてもいい
というような例外があるはずだ」

なんて。

海外の足場基準では、
中さんと手すりの隙間について
規定があるそうです。

ですがここは日本。

中さんと手すりの隙間が大きくて
危ないと思ったとしても
法律違反ではありません。

自分のチェック漏れを
なかったことにしようとして、
「法律がおかしいんじゃないの?」
とか考える私の頭がおかしかったのです。

労働基準監督署をなめてる

「基準値を超えていたからって
バレないでしょ~」

とか思うのは
労働基準監督署をなめています。

彼らは法律のプロです。

当然バレますよ。

指導票とか書かれて
社長から怒られてしまいます。

また、
「法律の基準値以内だったら
危なくても大丈夫」
なんて考えるのもなめてます。

危ない箇所があれば指摘するのが
彼らの仕事でもあるのですから。

そんな考えでは、
そもそも安全管理の仕事を
なめてますよね。

チェック漏れをなかったことにしようとする理由

なぜ、
チェック漏れに気付いた時
私たちはバレない方法を考えたり
抜け穴を探そうとするのでしょう。

そこには、
「失敗する自分を受け入れられない」
というメンタルの問題があります。

これは安全管理に限りません。

人生なめてるやつは、
「私は間違っていない。
間違っているのは世界の方だ」

と考えがちです。

たしかに
常識を疑ってみることは
役に立つこともあります。

ですが自分のミスを
素直に受け入れることも
選べた方がいいですよ。

ごまかすことばかりしていては
成長できませんからね。

「じゃあどうしたら?」
と思った人は、
「失敗を受け止める方法」
と書いてメッセージをください。

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