儲かるビジネスモデルの考察

お元気ですか、かにかまです。
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儲かるビジネス。それは、お客様の利益に直接つながるビジネス。

平たく言うと、「稼ぎ方を教えます」的なビジネスです。

なぜ、そういうビジネスが儲かるのかをお伝えします。

 

100円入れたら200円出てくる自動販売機

もし、こんな自動販売機が存在したらお金を入れますか?

私はいくらでも入れます。

100万円分入れたら100万円利益が返ってくるのですから。

きっと、多くの人が列を作って並ぶのではないでしょうか。そこで、もう一台増設です。

マネする人が出てきたら? こちらは、100円入れたらコーラと200円が出てくるように自動販売機を改造します。

コピー品として、2回に1回しか200円が出てこない自動販売機も出てくるかもしれません。

ネット界隈でよくきく、儲かっている人たちのビジネスモデルを例えるとこんな感じです。

最近流行りの仮想通貨を買う理由も同じではないかと思います。買えば上がる、という期待から多くの人が買っているのです。いえ、少なくとも、私はそうです。

お金を払えば、利益になって戻ってくる。こんな巧妙なビジネスはありません。

 

同程度の実力なら、利益に近い仕事のほうが儲かる

哲学を教えるビジネスよりも、投資を教えるビジネスの方が儲かります。

マナー講師よりも、セールス講師の方が儲かります。

なぜなら、利益になって返ってくるイメージを持ちやすいからです。

哲学がお金になるというイメージはなかなか持てませんよね。それに対して、投資を習えばお金になりそうです。

マナー講師とセールス講師も同じです。

マナーが良い社員ばかりの会社よりも、セールスが上手い社員ばかりの会社の方が利益が出るイメージが持てます。

情報商材を扱っているインフォトップの売上金額ランキング(30日間)を見てみると、

  • 1位:投資系
  • 2位:投資系
  • 3位:投資系
  • 4位:ネットビジネス系
  • 5位:広告運営ノウハウ

上位は稼ぐ系ばかりです。見ているうちに、思わず購入ボタンを押してしまいそうでした。

利益になって返ってくるイメージがあるため、稼げる系のビジネスに対しての方がお金を払いやすくなるのです。

 

強い悩みを解決するビジネスをすれば儲かる

OATHの法則というものがあります。問題をどう捉えているかの段階を表したものです。

  • O(Oblivious):知らない
  • A(Apathetic):興味がない
  • T(Thinking):考えている
  • H(Hurting):痛い

多くの人が「興味がない」問題を解決するビジネスよりも、多くの人が「痛い」くらいに強い悩みを持つ問題を解決するほうが儲かります。

砂漠で喉がカラカラの時、ペットボトルの水が50万円だったら買わずに干からびますか? という話です。

「お金が欲しい」というのは、多くの人にとって強い悩みですよね。だから、稼ぎ方を教えるビジネスが儲かります。

 

常に必ず需要がある状態を作れば儲かる

T字カミソリメーカーのジレットという会社があります。

カミソリ本体を無料で配って、替え刃を売って儲けるマーケティングをしたそうです。

ウォーターサーバーなんかも、本体のレンタル代は無料で、ボトルを売って儲けていますよね。

本体を無料で提供することによって、消耗品を継続的に買ってもらって利益を出す。このようなビジネスモデルを、ジレットモデルなどと呼びます。

しかも、ヒゲが伸びる人ならカミソリは買いますよね。水だって誰でも必要とします。

お金だって、誰でもいつでも必要なのです。だから、100円入れたら200円出てくる自動販売機が売れます。

 

儲かるビジネスモデルの定義

「誰に」「何を」「どうやって」で儲かるビジネスモデルを定義します。

強い悩みを抱えている人に(単価が高くなるから)

利益となって返ってくるイメージが持てるものを(成約率が高くなるから)

無料で「きっかけ」を提供して「消耗品」を買ってもらう(リピートしてもらう)

売上=見込み客数×成約率×いくら払ってくれるか

という売上の式があります。

この中で最も大切なのは、成約率です。成約率0%ならどれだけ頑張ってお客さんを集めても、単価を調整しても無駄になります。

成約率に関わるのは、利益となって返ってくる「イメージ」です。

良い商品が売れるというのではなく、良さそうに見える商品が売れます。

実際には2回に1回しか200円が返ってこなくても、200円返ってくると思えたら100円を入れるのです。

ただし、長い目で見たら「これは200円返ってこないな」と気付いた時点で100円入れることをやめます。

長くビジネスを続けようとしたら、本当に200円返ってくる自動販売機を作る力をつけなければいけないというのが今の私の考えです。

そのためには、強い悩みと向き合って解決しなければなりません。

悩みと向き合う時に必要なのが、心の強さです。

「どうやって心の強さを得ればいいんだろう」

そんなあなたに、トライアスロンがおすすめです。

トライアスロンで自己啓発

「健全な精神は健全な肉体に宿る」といいます。一緒に成長を楽しみましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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