現場監督のための「心の病」対策方法

仕事を楽しむ

お元気ですか、かにかまです。

現場監督として仕事をするには、
心の管理が大切だと思います。

職人から文句を言われることもあれば、
納期を守るというプレッシャーもある。

さらに、仕事量過大のため、
深夜まで残業、休みなし。

そんな状況で、
心を病んだり、失踪したり、
最悪の場合、自殺してしまったり
というのはニュースにもなっていますね。

産経ニュース:新国立競技場の現場監督「過労自殺」か

私の周りでも、
うつで退職してしまったり、
忙しい現場に配属されて、
失踪してしまったり、
といった話があります。

労働状況を改善するのは必須ですが、
働く立場としての自衛手段や
心を病んでいる同僚の
助けになる技術を
身につけておくことも
リスク対策として大切でしょう。

今回は、
現場監督として10年働いている私の
心のリスク対策をお伝えします。

まずは自分の心のリスク対策

一緒に働く同僚が
うつっぽかったり、悩んでいたら
「何とかしてあげたい」
と思うものです。

ですが、まず大切なのは
自分が心を病まないことです。

悩みや愚痴を聞いていると、
ついつい自分も
ネガティブな感情に
影響されてしまうからです。

ある程度、
自分の心を守れる知識を
持っていなければなりません。

自分までうつになってしまうと、
共倒れです。

うつになった時にできることは少ない

一般にうつと言われているのは、
脳内の神経伝達の障害です。

一旦うつになってしまうと、
しばらく休む、薬を飲む、
くらいしか対処法がありません。

頭も体も、
思い通りに働かなくなります。

ひどいときには、
心理療法なんかも
試している余裕はありません。

そんな状態で無理をすると、
悪化するだけです。

私は2年くらい薬を飲みました。

どうも様子がおかしいな、
という同僚がいたとしたら、
「休む」「病院に行く」
という選択肢があることを
まず教えてあげましょう。

私もかつて同僚に対して、
自分の経験から、
休むことと病院に行くことを勧めました。

その同僚は結局、
半年ほど休職したのですが、
あのまま無理をするよりは
良かったと思います。

あきらかに苦しそうでしたし、
ひたすら愚痴を聞くのも
正直つらかったからです。

結局彼は、この仕事は合わない
ということで転職しました。

もし私が当時、
心理学の知識や
カウンセリングについて
知っていたとしたら、
もっと早めに助けになれたかもしれない、
という思いでこの記事を書いています。

うつになる前に対処することが大切です。

うつに有効な認知行動療法

厚生労働省が
うつに有効だとしている心理療法、
認知行動療法の基本テクニックに
以下の3つがあります。

  • セルフモニタリング
  • マインドフルネス
  • ストレスコーピング

認知行動療法では、
自分を観察する
ということが大切になりますが、
単に観察することではありません。

まずは、ストレス体験に気付くこと。

そして、ストレス体験を
原因であるストレッサーと
自分の反応(ストレス反応)に
分けて観察します。

ストレス反応には、
「認知(考え)」
「気分・感情」
「身体反応」
「行動」
の4つがあります。

セルフモニタリングとは、
ストレス体験を分析して
観察することです。

マインドフルネスでは、
今時点での体験を観察して
そのまま受け入れます。

ストレス反応のうち、
「認知」「行動」
に対処するのがストレスコーピングです。

認知行動療法については
厚生労働省のWebサイトに
詳しく書いてあります。

心の健康 | 厚生労働省

ストレスコーピングは質より量

今回お伝えしたいのは、
知らず知らずですが行ってきた
私なりのストレスコーピングについてです。

しょーもないものばかりですが
ストレスコーピングは質より量
といいます。

ひとつひとつの対処法が
うまくいかなかったときに
他にも対処法を知っている
ということが心の助けになるからです。

役に立ちそうと思ったら、
まずは自分の心のリスク対策として
採用してみてください。

職人と馬鹿話をする

監督と職人というと、
上下関係のように思うかもしれません。

たしかに、指示を出したり
仕事を頼んだりというのはありますが、
基本的には同じ目標を持った仲間です。

いろいろ話しましょう。

時には、
「昨日オナニーした」
とか、ほんとしょーもない話を
することもありました。

ですが話をすることで
仕事がやりやすくなったり、
「しょーもない自分でもいいんだ」
と心が軽くなったことも事実です。

なんでも話してみるものですね。

顔で泣いて心で笑う

ちょっと非常識ですが、
わざとつらそうな顔をして
その場を乗り切る方法です。

笑うというよりは
「どーでもいいわー」
とか
「いつかみてろよ」
という気持ちに近いかもしれません。

自分の気持ちに嘘をつくことになりますが、
話が全く通じない上司や
1言えば10返ってくる上司を
相手にする時、役立つことがあります。

部下を人とも思わないような上司は
心の中であざ笑っておけばいいのです。

ルールを破る

こんなことを言う職人さんがいました。

「ルールはなぁ!
守るためにあるんじゃねぇ!
破るためにあるんだ!」

それまで私は、
いわゆる「いい子」でした。

「いやいや、
ルール守りましょうよ(笑)」
といいつつも、
少しずつ影響を受けていったのだと思います。

会議中に寝たりとか(不可抗力です)、
上司に指導されて舌打ちで返したりとか、
必要な書類を省略したりとか。

それだけ疲れやストレスが
溜まっていたということですが
「やってはいけない」
と思っていることでも
意外とやっても大丈夫なんだな
と気付きました。

やりすぎて怒られはしましたが。

仕事をすることで心が癒される

私が仕事を始めた時は、
まだうつの薬を飲んでいて、
こんな自分がまともに働けるだろうか
という不安がありました。

それでも、
やりがいを持って仕事に取り組んでいる
職人さんの姿とか、
そんな職人さんを大切に思う
先輩監督の姿とか、
そういうのに触れて
私はずいぶん癒されたなぁ
と思っています。

その一方で、
やめてしまった人もいるわけです。

向き不向きもあるのでしょうけど
私はこの仕事に感謝しています。

性格的には向いてない、
といわれることの方が多いです。

でも、
「自分も性格的には向いてなかったけど
長年やってたらそれなりになってくるよ。
要はやりたければやったらいい」

と言ってくれた年配の方がいるから
いままで続けてこれたのだと思います。

みんなで協力して
物を作っていく
というのは楽しいですしね。

「生きている」
という実感を得られます。

ダメ人間のすすめ

現場監督のための「心の病」対策として

  • 自分の心を守れる知識をもつ
  • うつになったら「休む」「病院に行く」
  • 認知行動療法の概要
  • 私のストレスコーピング

などをお伝えしてきました。

後半はなんだか、
「ダメ人間のすすめ」
みたいになってしまいましたね。

非常識かもしれませんが、
私が心を守るために
役立ったことは事実です。

もしあなたが、仲間とともに
ゴールを目指していくことが楽しい
けど、自分や仲間のメンタルが不安、
と思っているなら、
自分にも他人にも
少しだけダメ人間になることを
許してあげてみてください。

それだけでも
ずいぶん楽になると思います。

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