お元気ですか、かにかまです。
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30歳を過ぎてから、線の細さを改善しようと糖質ばかり食べていたら、下っ腹だけ出てきてたるんだおなかになりました。
運動したほうがいい、とは分かっていても運動しないのはなぜでしょうか。今回は、わかっていることとできることの違いを考えてみます。
ヘビの例え
お釈迦様の例え話で、「悟る」と「知っている」ことの違いを説明したものがあります。
暗がりにヘビがいるということで、誰も近寄らない場所がありました。ある人が近寄って見てみると、ヘビだといわれていたのは実はロープだということが分かりました。
そこで、友人に、
「ヘビじゃなくてロープだったよ」
と伝えます。それを聞いた友人は、
「あ、そうなんだ。ロープだったんだな」
といいます。しかし、相変わらずその暗がりには近寄らないようにしているのです。
ヘビはいないということを、「聞いた」けど、「体験」はしていないために、ヘビがいるかもしれないという思いが断ち切れないのです。
体験していることの大切さ
この話を運動とか、ダイエットに置き換えてみましょう。
ある人は、運動して体を引き締めた経験があるとします。その人にとっては、運動で体を引き締めることができるということは、経験に裏付けられた知識となります。
運動して体を引き締めた、というような経験のない人ではどうでしょうか。運動の習慣が目に見える効果として出てくるまでには、時間がかかります。日々きつい思いをしても、結果が実感できないのです。
そして、継続することをやめてしまうと、
「運動しても痩せられない」
というような思考の癖ができてしまいます。
運動したほうがいい、と聞くたびに(けど前やったときには効果がなかった)という言葉が意識に浮かんできてしまうのです。
運動することでかっこいい自分になる、という未来を疑ってしまうのです。
「できる」ようになるにはどうすればいいのか
成功した体験がなければ、うまくいく未来を信じることができない。ならば、どうやってはじめの成功体験を作ればよいのでしょうか。
答えは、人の成功体験を自分のものとすることです。
最初の飛行機ができるまで、多くの人は空を飛んで移動する未来を信じることができなかったでしょう。しかし、発明家が飛行機を作ったことで空を飛んで移動することも当たり前のことととらえられるようになりました。
現在あなたがぶつかっている壁を、すでに乗り越えている先輩に教えてもらうと良いでしょう。
「ヘビがいる」と無意識に思って、行くことができない場所に連れて行ってもらうということです。そして一度自分で「ヘビじゃなくてロープだった」という体験をさせてもらうのです。
まとめ
「わかっているけどできないこと」を「できること」に変えるには、先輩に学ぶこと。
お読みいただきありがとうございました。
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