お元気ですか、かにかまです。
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思考をコントロールするには、習慣の力を利用することが大切です。習慣の力を利用することで、楽に思考をコントロールできます。
習慣の力とは
例えば、毎日歯磨きをすることは頑張らないとできないことでしょうか?特に頑張らなくてもできるという人がほとんどではないでしょうか。
では、毎日1時間勉強することはどうでしょうか?
「歯磨きと勉強は違う」
と思うかもしれません。
しかし、習慣の力を利用すると、歯磨きをするのと同じように勉強に取り組むことができるようになります。
習慣とは
以前の記事「習慣の力」に書きましたが、習慣とは、
きっかけ→ルーチン→報酬
のループです。
思考に置き換えると、
きっかけ→思考の癖→報酬
となります。
ここで、始めと終わり、つまりきっかけと報酬をコントロールすることで、思考をコントロールできます。
きっかけとは
あなたはどんな時に思考するでしょうか。思考することにも、きっかけがあります。きっかけがなければ、脳は怠け者なので、思考しないようにするのです。
きっかけとは、例えば人に会ったときとか、勉強したとき、昔のことを思い出したり、将来のことを考えたり、様々なことがきっかけとなります。
思考の癖とは
習慣でいうと、ルーチン、勝手に行動できる(してしまう)ことです。何かきっかけがあったときに、どう考えるかの癖といえます。
例えば、運転中に渋滞に巻き込まれたとき、イライラする癖をもつか、仕方ないと考えてやり過ごすか。といったことが、思考の癖です。
多くの習慣的な思考では、無意識で考えていると思います。
報酬(行動)とは
意識的にしても無意識的にしても、思考した結果、なにかの行動をとったり、決断したりします。決断しない、という決断もあり得ます。
思考の先には行動があるのです。逆にいうと、行動の背景には思考があります。特に無意識の思考に注意しましょう。
渋滞の例でいうと、イライラして無理な割り込みをしたり、道を変えたり、といった行動の背景には思考の癖があるのです。
始めと終わりをコントロールする
渋滞の例で、きっかけと行動をコントロールすることを考えてみましょう。
きっかけは、渋滞に巻き込まれたことです。これをコントロールするには、渋滞する道を避ける、時間をずらす、ということが考えられます。そうすると、きっかけがなくなり、イライラすることにはなりませんね。
報酬(行動)は、無理な割り込みをする、道を変える、といったことです。報酬(行動)をコントロールするには、その先の目的を考える必要があるかもしれません。
無理な割り込みをする目的は、早く目的地につきたい、という他に、人よりちょっとでも先に行きたい、優越感に浸りたいということかもしれません。無理な割り込みをする代わりに、目的が果たせることをすればイライラすることに対処できると考えられます。
例えば、渋滞中の車の中でもオーディオ教材で勉強するというのはどうでしょうか。優越感に浸りたいために無理な割り込みをしていたとしたら、代わりの行動になるのではないでしょうか。
まとめ
習慣の力を知ることで、思考、そして行動をコントロールすることが容易になります。きっかけと報酬を認識して変えることで、思考を楽にコントロールしましょう。
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