お元気ですか、かにかまです。
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行動すれば人生が変わる、というような言葉を聞いたことはないでしょうか。
行動力が大切、などといいますがその「行動」とは具体的になんなのでしょう。
今日はいくつか仮定を考えてみます。
リスクをとること?
リスクといっても様々な種類があります。分類方法としてだけでも、3種類あります。
- 理論別(純粋リスク、投機的リスク、静態的リスク、動態的リスク)
- 損失別(財物リスク、賠償リスク、休業リスク)
- 実務上の分類(ハザードリスク、オペレーショナルリスク、戦略リスク、財務リスク)
このうち、リターンが期待されるリスクをとる、と考えます。
なぜなら、車で猛スピードを出すこともリスクではありますが、それで人生変わりませんよね? 悲惨な方向に変わる可能性はあるかもしれませんが。
あと、長期的なリスクと短期的なリスクというのもあると思います。
行動する、ということは長期的リスクを低減するために短期的なリスクをとる、ということではないでしょうか。
私自身が行動した時を思い返してみると、いつもリスク低減のためでした。お尻に火がつかないと行動できない癖、ともいえます。
なんでもやってみること?
「なんでもやってみるのさ」は私の好きな言葉ではありますが、「行動する」ということはなんでもやってみることなのでしょうか。
たしかに、なんでもやってみて上手く行くこともあるかもしれません。下手な鉄砲数うちゃ当たる作戦ですね。
ただ、最近思うんです。なんでもやってみる、って典型的な「積み上げ思考」なんじゃないか、と。
思考方法に、「逆算思考」と「積み上げ思考」とありますが、目標を達成しやすいのはゴールから逆算して考える「逆算思考」だと言われています。
「なんでもやってみる」では、ゴールから考えられていません。下手な鉄砲数うっても当たらない、です。
「なんでもやってみてたら、そのうちうまくいくさ」
どうも、積み上げ思考になる考え方の癖があるようです。根拠のある行動を選ぶようにしたいと思います。
人と会うこと?
人と会うと、様々な影響を受けます。
人は言葉以上に、言葉にならない情報を伝えるからです。
行動というのは、人と会うということではないでしょうか。
では、人と会う方法といえば?
- セミナーなどに参加する
- メールやSNSで連絡をとる
- 知らない人に声を掛ける
- 友達の紹介
あとは、会いたい人を探すには?
- 本を読んで憧れの著者を見つける
- メールマガジンやブログを読んでみる
- 紹介してもらう
あと偶然の出会いでしょうかね。
ジム・コリンズという経営の研究をしている人が、偉大な企業の条件として「まず人から始める」ということを言っています。
行動の第一歩は人と会うことなのかもしれません。
逆に「行動」じゃないことって?
先入観ですが、「行動」じゃないことはどんなことでしょう。
- 本を読む
- ダラダラ過ごす
本を読んだだけで行動しなければ意味がない、と言われるように本を読むことは「行動」のうちに入らないのではないかと予想します。
なんか、「バナナはおやつに入りますか?」みたいですね。
ダラダラ過ごす、というのもダラダラするという「行動」を選択しているはずなのですが、ダラダラ過ごすと「行動しなかった」とみなされることが多いです。
行動が大切、と言った時の「行動」とは言葉どおりの行動ではないんですね。ニホンゴムズカシイ。
まとめ
「行動」について考えてみました。
行動とは、
- リスクをとること
- なんでもやってみること
- 人と会うこと
だと思っていましたが、どうもよく分かりません。
バナナはおやつに入らないと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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