お元気ですか、かにかまです。
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トライアスロンバイク専門ブランド「CEEPO」の田中社長による、ミドル・ロングディスタンスのためのトライアスロンセミナーに参加してきました。
主催は、岡山・香川のスポーツバイク専門店「WAVEBIKES」さんです。
今回は、セミナーレポートをお伝えします。
雪、風、轟音にて。
セミナーの開始時間は15:00でした。
20kmくらいの距離なので大体1時間位で会場に到着できると読んで、13時過ぎに自転車で出発です。
ところが天はかにかまに試練を与えました。
ヴォォオオオオオオオオオオオオオオ
強風とともに雪がちらつき始めます。
こなぁああああああああぁぁぁゆきぃいいいいいいいいいいいいいいいいいかぜえええええええぇ
飛んでくるペットボトルや、雪の結晶の尖った部分などを華麗に避けながら、ペダルを回すかにかま。幸い雪は止みましたが、強風で吹き飛ばされそうになります。
涙目になりながら色眼鏡で涙目を隠し、平地でインナーギアに入れるという弱虫ペダリングを駆使して、セミナー会場に到着しました。途中のコンビニでカルボナーラを食べました。
開始まで少し時間があったので、ピナレロのフルカーボンフレームのバイク(67万円!)と、CEEPOのトライアスロンバイクを試乗させていただきました。
正直、セミナーでもっと自転車の売り込みとかあるかな、と思っていたのですが必要ないんですね。
乗れば分かる。
商品力って大切だと思いました。試乗しただけで欲しくなりましたからね……
トライアスロンは生涯続けられるスポーツ
さて、セミナーの内容を紹介します。
講師の田中社長は、現在64歳。現役のトライアスリートでアイアンマンです。
「トライアスロン歴28年ほどになるけど、まだベストタイムを狙っています」
体は老化していくけど、トライアスロンという競技、特にミドル〜ロングでは、経験でカバーできる部分が大きい。そのため、生涯ベストタイムを狙っていけるスポーツ、とのことです。
生涯続けられる趣味っていいですよね。
一方、途中でやめてしまう人もいます。その原因の多くは、練習しすぎとのことでした。「練習しないと不安」という強迫観念に追われて、オーバートレーニングになってしまった結果、体を壊したり、家庭崩壊したりした人もいるようです。
あくまで趣味で続ける以上、優先順位を間違えないようにしましょう。
トライアスロン練習のコツ
練習のコツは主に以下の3つです。
- 3種目のバランス
- 大切なのは「内容」と「継続」
- メリハリ、楽しむこと
ちょっと順番に説明しましょう。
3種目のバランスが大切
レースの時間配分って、こんな感じなんです。
- スイム30分
- バイク90分
- ラン50分
一番時間配分の多いバイク練習を中心にするのが効率がいいんじゃないか、と考えていました。
そうではなく、3種目バランス良く練習することが大切のようです。
例えばスイムで3位からバイクスタートするのと、300位からバイクスタートするのでは、精神的余裕・走りやすさが変わってきます。
練習量よりも大切な「内容」と「継続」
持久系のスポーツにおいて、とにかく練習量をこなせばいい、というのは間違いです。
ジョギングをひたすら長時間やっていても、トラックレースやマラソンで記録を伸ばし続けることは難しいものです。
- インターバルを取り入れて心拍数を高めること
- 一日の練習時間は少しでも頻度を上げること
以上の2点が大切です。
例えば、50mを頑張って50秒で泳げる場合、70秒/50mで1km泳ぐよりも、20秒レストで50m50秒を6本×3セットなどの練習の方が効果が高くなります。
練習頻度に関しては、週の練習時間が同じという条件で、3日練習するのと4日練習するのとでは、酸素摂取能力の向上に大きな差が見られた、という研究結果があります。
メリハリと楽しむこと
トライアスロンをやめる原因の多くは練習のしすぎです。
1年で1〜2ヶ月はオフシーズンとして休みましょう。
無理に練習しても、意外と記録は伸びないし、楽しんでやっている方がいい結果が出たりするものだそうです。
まとめ
トライアスロンセミナーのレポートをお伝えしました。お楽しみいただけたら幸いです。
長く楽しく、トライアスロンをやっていきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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