お元気ですか、かにかまです。
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今回はちょっと重たいお話。
私の家庭はある宗教をやっています。その宗教は昔、内部分裂をしました。
そして家庭内で祖父だけ、分裂した反対側を支持していました。それはもう、熱心だったのでしょう。
祖父と祖母、お互いの熱心さが仇となり、家庭内で争っていました。争っていた、というよりは一方的な否定といえるかもしれません。
家庭内で宗教的争いが起こったら、どんなことになるかをお伝えします。
ビール瓶が飛び交う家庭
歴史で、宗教による戦争が起きたことを習った時、「うちでも戦争あったなぁ……」と思い出しました。
祖父がビール瓶を持って、祖母に殴りかかっていたことがあります。
「助けて!」
という声を聞きながらも、ただただ怖くてこたつの中に隠れていました。
宗教とは本来、良い生き方を目指すものではないでしょうか。しかし、宗教が家庭を壊すようなことが起こり得ます。
心のあり方、自分や他者との向き合い方についての教えもあるはずなのに。
家庭内焼き討ち事件
織田信長が比叡山を焼き討ちした、と授業で習った時、「うちでも焼き討ちあったなぁ」と思い出しました。
ご神体、といえるような祈りを捧げるものがあります。ある日それがなくなりました。
祖父が持ち去り、焼いてしまったようです。
人には信じているものがあり、大切なものがあります。それを家族から傷つけられたりするのはどんな気持ちでしょう。
家族との離別
上記のような事件もあり、祖父は家を出て行きました。
その時、
「これで平和になる……」
という思いと、争いがあっても大好きだった祖父が出て行くことの悲しさで、当時6歳くらいだったはずの私は大泣きです。
家族を憎むようになった
当時は自覚がありませんでしたが、幼い私は家族を憎んでいたと思います。
「家なんて沈めばいい」と考えて蛇口の水を開けっ放しにして、お風呂にためていた記憶があるのですから。沈むわけはありませんでしたが。
家族を憎んでいたということに気付くまでは、「恵まれた家庭に育った」としか思っていませんでした。取り返しのつかないことをしてしまわなくて、本当に良かったです。
宗教戦争やめましょう
考え方や価値観の違いで、家族と争いになったりすることはありませんか。
それを体験している子供の心境は上記のとおりです。
宗教戦争やめましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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