宗教と落語に興味をもった女子高生

宗教

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「宗教 落語 女子高生」

こんなキーワードで検索すると出てくる人物がいます。露の団姫という方です。

この方の本を読みました。読んだ印象などをお伝えします。

 

『プロの尼さんー落語家・まるこの仏道修行』を購入したきっかけ

教会でのイベントに参加した時、物販コーナーに置いてあり、面白そうだったったので購入しました。

記事参照:キリスト教徒じゃなくても大丈夫 礼拝に参加してみた #いのフェス

面白そうという他にも、クリスチャンの夫との異宗教間結婚など、興味を惹かれるテーマでした。

 

 

読みやすい本

落語家という職業のためでもあるのでしょうか。言葉の使い方など上手くて、すらすらと読みやすい本でした。

さらに、「宗教 落語 女子高生」という時点でユニークなので、本を読んでいると眠たくなる私のような人でも楽しく一気に読めます。

 

印象に残ったところ

全体的にユニークなので、印象に残りやすいです。飽きずに読み切ることができます。

私が特に印象に残ったところは以下のとおり。

  • 若い時から考え方の軸をぶらさず、納得いかないことには文句を言っていた
  • 宗教に興味をもっていろいろ調べた結果、仏教に行きついた
  • いつか出家したいという思いを実現し、天台宗で修行をして尼さんとなる
  • 落語家の師匠との関係

以下にもう少し説明します。詳しくはぜひ本を読んでください。

 

男子部員はお茶くみしないの?

部活の大会は、男子と女子で別々ですよね。男子の大会の際、女子部員はお茶くみで応援しなさいという指示があったそうです。

そんなときの、著者の一言。「じゃあ女子の大会の時には男子がお茶くみしてくれるんですよね」

女子だから、という理由ではなく同じ部の部員だから応援するというスタンスを貫きたかったようです。当時、「お茶くみは女子がやるもの」みたいな風潮があり、周囲は「何言ってんだ」という反応。

悔しい思いをしたんだな、ということが伝わってきます。

 

ビビッと来るのが自分に向いている宗教?

最初は仏教に抵抗があったそうです。仏教国の日本の国民がイキイキしてないように見えたからという理由で、良いイメージを持てなかったのですね。

そんな著者は、聖書を購入して読み、コーランの解説書も読みます。しかし、「自分はお呼びではないのか……」という印象を受けたようです。

仕方なく仏教の本を読み始めますが、これが思いのほか面白かった。中でも法華経にはまっていきます。

 

上がって下がってまた上がるのストーリー

法華経に出会えた喜びの日々から一転。ショックな出来事があり、自殺を考える日々。そんな日々から救ってくれたのが、またしても法華経。

という、上がって下がってまた上がるストーリーが楽しめます。私は自分の過去と重なり、共感できました。

 

天台宗と日蓮宗の違い

法華経といえば、天台宗と日蓮宗です。著者は、その2つでなぜ天台宗を選んだのでしょう。その理由は、本で語られています。

簡単に言うと、天台宗には「自分の出来る限りの努力で上手くいかなかった時は、大いなる力に任せなさい」というような教えがあるのです。

人生と努力を肯定する法華経を基調としながら、仏にすがるという一面も併せ持っている。天台宗の方がバランスが良いと思った、というのが天台宗で出家した理由のようです。

 

厳しくも温かい落語の世界

落語の世界ってどんな世界なのか、私は全く想像できませんでした。そんな落語家修行時代の生活も本の中では語られています。

「こんな世界もあったのか」

と刺激を受けます。

 

仏教の入門書としてもおすすめです

読みやすく、面白い中に仏教の例え話などがかなりの割合で含まれています。

「仏教を勉強したい」

という方の入門書としても役に立ちそうです。読んでみてください。

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