お元気ですか、かにかまです。
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「やる気がでないなあ」
と感じることがありますか。
そんな時、自己啓発の本を読んだりして、無理やりモチベーションを上げようとしていませんか。
しかし、モチベーションを上げようとすることは、間違っている可能性があります。
モチベーションとは何か
モチベーションとは、行動するときの動機づけや目的意識のことです。どんなことが行動の動機づけとなるのか、またどんな目的意識をもって行動するのか。人それぞれ、自然と持っているものです。
私が学んでいた、PMAというプログラムでは、
人には10個のモチベーションがあるといいます。
1.自己防衛
自分を守るために行う行動です。
2.愛
愛は美しい感情です。
3.恐怖の感情
恐怖には様々な恐怖があります。恐怖を回避するために行動します。
4.セックスの感情
性欲には、大きなエネルギーがあります。そのエネルギーをうまく利用することが大切です。
5.永遠に生きることに対する欲求
古来より、人間は永遠の命にあこがれてきました。現在でもその気持ちは変わらないということです。
6.自由に対する欲求
本当の自由を手にする人は少ないです。自由とは、誰にも縛られないことではなく、自分のやりたいことが人生になっているような状態です。
7.報復の感情
復讐しよう、という感情が行動の動機になります。誰かに馬鹿にされて悔しくて、見返してやる、といったことも報復の感情といえるでしょう。
8.憎しみ
誰かを憎むために行動するということは、マイナスの影響が大きいです。
9.自己表現および認められたいという欲求
マズローの欲求でも言われているような、レベルの高い欲求です。この欲求をもつためには、それよりも低い安全や安心への欲求が満たされていることが必要です。
10.物欲
何か欲しいものはありますか?物を手に入れたいという欲求は、世界を動かすきっかけにもなり得るといいます。
モチベーションは上げなくていい
そもそも何のためにモチベーションを上げたい、やる気が欲しい、と考えるのでしょうか。なにか目標を達成するために行動したいから。だらだら過ごしてしまった一日を後悔したため。私がやる気が欲しいと考えるのはそんな時です。
しかし、モチベーションは元々持っているものですから、上げようとして上がるものではありません。
モチベーションを上げようとする代わりに小さな行動を
「掃除が面倒だな・・」
と思っていたけど、始めてみるときっちりやりたくなってくる、という経験がありませんか?
自転車をこぎ出すときの最初のひとこぎが重たいのと同じで、走り出したら楽になるということがあります。慣性の法則は、人の行動にも適用できるのです。
勉強する気が出ないときにも、とりあえず机に座ってみる、というようなことです。始めてみるとだんだん集中力が出てくることがありますよ。
まとめ
モチベーションは元々持っているもので、上げようとしても上がりません。一日を有効に過ごすためには、まず小さなことから行動してみましょう。行動しているうちにモチベーションが湧いてくるでしょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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