お元気ですか、かにかまです。
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「思考をコントロールするなんて難しい」
「考えても仕方がないことをついつい考えてしまう」
「考えがまとまらない」
そんな思いはありませんか?
私は思考をコントロールする方法について、いろいろ調べてきましたが、シンプルな方法に行き着きそうです。
その答えは、以下の5つです。
- 良質な睡眠を十分とる。
- 栄養のあるものを食べる。
- しっかり運動する。
- 瞑想する。
- 習慣付ける。
思考をコントロールしたいけど面倒くさいことは苦手、という方にもおすすめできます。
睡眠の大切さ
ストレスには、体のストレスと心のストレスがあります。そのどちらにも大きな影響を与えるのが睡眠です。
睡眠不足の状態では、判断ミスが増えたり、衝動に負けてしまうことが多くなります。
大げさに言い換えると、自分にとって何が大切かわからなくなり、大切なものを大切にできなくなるのです。
しかも、睡眠不足による価値観の変化は自覚できません。
現代日本人にとって難しい問題ですが、良質な睡眠を十分とるということは思考コントロールの観点からも重要です。
思考コントロールと栄養
人が思考をコントロールする力を発揮するためには、脳内のグルコースが必要とされています。
心理学の実験によると、欲しいものを我慢したり、シロクマのことを考えないようにした後には、集中力の低下とともに血糖値の低下がみられたそうです。
そして、糖分を補給して血糖値を上げると、集中力が回復したといいます。
血糖値と思考コントロールがそれほど直接関係しているとは、すぐには信じがたいですよね。
しかし、疲れた時や、頭を使ったあとに甘いものが欲しくなるということから、脳が糖分を必要としていることはなんとなく実感できるでしょう。
思考コントロールに関係している栄養素は糖分だけではありません。
例えば、リラックス働きをもつ脳内ホルモンであるセロトニンを体内で作るには、トリプトファンというアミノ酸が必要です。
トリプトファンは、快適な睡眠に重要なメラトニンの材料にもなります。
このように、バランスの良い食事をとることは、脳内ホルモンと呼ばれる物質にも大きく影響を与えます。
運動を思考コントロールに利用する
運動することは、思考コントロールにも役立ちます。その理由は以下です。
血行が良くなる
思考をコントロールするためには、脳内にしっかり栄養が運ばれなければなりません。
運動することで血行が良くなり、脳も元気になるでしょう。
集中力の維持には筋力が大切
年をとったら集中力がなくなる、と言われたりします。その理由は、脳の機能の衰えのためよりも、姿勢を維持するのがきつくなるためという意見があります。
実際に、引きこもり生活によって筋力が衰えた時、20代でしたが集中力が衰えたと感じました。運動することによって集中力を高めることができたのは、私の実感でもあります。
筋トレでも、自転車など他の運動でも良いでしょう。好みの運動を習慣にしてみてください。
思考コントロールに役立つ瞑想の方法
瞑想は、意志力のトレーニングになるそうですよ。寝る前の10分でもできるので、試してみてください。
- リラックスできる体勢になる(寝転がってもいい)
- 5秒で息を吸って、5秒程度息をとめて、5秒で息を吐く
習慣の力で思考をコントロールする
習慣とは、きっかけ→自動行動→報酬のループのことです。一度習慣ができると、その行動は意識しなくてもできるようになります。
運動や睡眠、栄養のある食事についても、最初は意識しないとできません。しかし、「きっかけ」と「報酬」を日常生活に置いておくことで、習慣付けすることができるでしょう。
例えば、運動したあとにおいしいプロテインを用意しておくとかです。
きっかけと報酬は、できれば内的なものの方が強力でしょう。プロテインよりも、運動を継続することによる自己満足を報酬とする、といったかたちです。
忙しい日々に流されて、自分の目標を見失いがちです。目標や、本当にほしいものを、毎日目に入るところに書いておくということも、「目標を思い出す」という習慣付けとして有効だと思います。
まとめ
思考をコントロールする、というと難しそうなイメージがあります。
しかし、具体的な方法となると意外とシンプルで、健康的に生活することと共通点も多いです。
健康を保つことで思考をコントロールできる。そう考えると、思考をコントロールするというのは、私たち人間に、もともと備わっている力なのです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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