時間の大切さ それによって犠牲にしているもの

思考・感情との付き合い方

お元気ですか、かにかまです。
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時間というのは大切ですよね。

人生の時間は限られていて、あと80年生きて一日8時間寝るとしたら、起きている時間は約47万時間です。

限られた時間をどう使うか。そう考えると、

「無駄にしたくない」

と思うのではないでしょうか。毎日を大切に生きていきたいですね。

ところで、時間を大切にするあまり、もっと大切なものを犠牲にする恐れがあります。

時間を重要視するあまり、心が消耗していませんか?

時には空想にふけり、現実逃避することも役立ちます。

 

時間がないとどうなるか

時間がないと以下のような問題が生じます。

 

考えることを省略する

考えるということは大変労力を使うことです。時間がないと、考えている間に事態が進行してしまって、わけがわからなくなりそうな気持ちになるでしょう。

わけがわからない状態を、認知不安といいます。認知不安を解消するために、人は自分なりにわかってしまって安心しようとするのです。思考停止するともいえます。

 

自分なりの解釈をするリスク

認知不安を解消するために、自分なりの解釈をしてしまうリスクがあります。間違った思い込みに陥らないよう注意が必要です。

 

安全と品質、それからコストが犠牲になる

最近では、「安全第一」というのは、建設現場でも生産現場でも常識となっています。

ほとんどの現場で「ゼロ災害」を目指していますが、現場での事故や怪我はなくなっていません。なぜでしょうか。

ひとつは、納期厳守という呪いのためだと思います。

以前の職場で、プラント設備のメンテナンス工事をしていました。プラントというのは、一日活動すると何億もの利益を生み出します。メンテナンス工事中は、そのプラントを停止させるので、一日でも早い完工が望まれるものです。再生産開始の日が一日でも遅れると、大きな損失になりますからね。

損失を回避するため、無理な工程で工事を行うことがあります。このような時、大抵納期厳守が優先され、安全・品質・コストが犠牲になりがちです。

 

空想は時空を超える

「時間がない」

そんなストレスを感じた時こそ、空想に耽ってみてはいかがでしょうか。空想の中では、人は過去にも未来にも、異世界にも行くことが出来ます。

原子の世界を考えることもできるし、宇宙のことを考えることも出来ます。思考は自由です。

現実逃避という言葉で批判するだけでなく、人間に与えられた「空想する」という能力を楽しんでみてはどうでしょう。

 

まとめ:時間を無駄にすることも時には重要

時間に追われ、とらわれてしまうと思考停止に陥りやすくなります。

そんな時は、考える時間を作り、空想にひたることもストレス解消法として役立つでしょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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