お元気ですか、かにかまです。
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「やりたいことはあるんだけど、一歩踏み出せない」
そんな時があるのはなぜなのでしょう。
今回は、ポジティブ思考とネガティブ思考から行動について考えました。
行動するために、どのように思考を利用することができるかをお伝えします。
ポジティブ・ネガティブ思考と行動力の関係
過去へのイメージは、今までの経験をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかです。過去に対してネガティブなイメージを持つと、自信がない状態となり、行動に対してブレーキをかけてしまいます。
「前も失敗したし……」という感じです。
未来へのイメージは、これからの展開をポジティブにみるか、ネガティブにみるかです。未来に対してネガティブなイメージをもつことは、欲求を高めて行動に対するアクセルとなります。
例えば、「このままではやばい……!」ということです。
未来に対してネガティブに想像したら行動できないんじゃないの?と思うかもしれません。
しかし、心理学の実験では、未来に対してはネガティブ思考をする方が行動するという結果が出ています。未来に対してのポジティブ思考は、欲求や行動力を奪うため、彼女ができない原因やダイエットに失敗する原因となるのです。
記事参照:ポジティブ思考をすると彼女ができない
ポジティブ思考とネガティブ思考の時間軸による分類
心理学においても、人の欲求は時間軸で考えることが重要といわれています。ポジティブ思考とネガティブ思考を時間軸で考えてみた結果が以下のとおりです。
明日はこれについて書こう。 pic.twitter.com/WG3UgWSfHZ
— かにかま (@kanikama_jikoke) 2017年11月1日
過去と未来へのイメージをポジティブにもつか、ネガティブにもつかで4つの領域にわけました。行動に対する反応を車に例えて表現します。
- 突っ走る人
- ゆるゆると進む人
- 止まる人
- 壊れる人
それぞれ説明します。
未来はネガティブ、過去はポジティブ
未来へのイメージをネガティブにもち、過去へのイメージをポジティブに持つのが、「突っ走る人」です。
「このままじゃまずい……!」と考えるため、行動へアクセルがかかります。さらに、過去の成功体験から心の奥では「自分はなんでもできる」と思っています。
大きなリスクをとって行動できる(してしまう)のがこのタイプです。このタイプに偏っている人は、時にはアクセルを緩めることを覚えることが役立つでしょう。
未来に対しても過去に対してもポジティブ
未来に対しても過去に対してもポジティブなイメージを持つのが、「ゆるゆると進む人」です。
「まぁ今までどおりでなんとかなるさ」と考えるため、行動へのアクセルがかかりません。同時に、「自分はなんでもできる」と思っているので、ゆるゆると行動します。アクセルもブレーキも踏まなければアイドリングで進んでいくのと同じです。
人生順調ですが、あこがれの人物などに出会ったら「このままで良いのか」と考えてみると良いでしょう。
未来に対してポジティブ、過去に対してネガティブ
未来に対してポジティブ、過去に対してネガティブなイメージを持つのが、「止まる人」です。
無理やりポジティブ思考をしようとしている人が該当します。
記事参照:まだポジティブ思考で消耗しているの?思考をコントロールする力を正しく使おう
ポジティブ思考によって行動力を奪われ、過去に対するネガティブなイメージによって自分の評価が下がっているため行動できません。
気をつけなければならないのが、この状態が続くと未来に対してもネガティブ思考となってしまうことです。
未来に対しても過去に対してもネガティブ
未来に対しても過去に対してもネガティブなイメージを持つのが、「壊れる人」です。
車のアクセルとブレーキを同時に目一杯踏んだら壊れますよね。
同様に、人間も欲求に縛られながら「自分は行動できない……」というセルフイメージを同時にもつと、壊れてしまいます。
壊れてしまう前に癒やしが必要です。未来に対してポジティブ思考をしようとすると、無理やりポジティブ思考になりがちなので、過去に対するイメージに取り組むことが役立つでしょう。ただし、難しい問題なので心理カウンセラーなどのステージです。
ポジティブ思考とネガティブ思考のバランスをとるWOOP思考
過去と未来に対するイメージの4つの領域でのバランスをとるために役立つ思考法が、WOOP思考です。
WOOPとは、Wish(願い),Outcome(結果),Obstacle(障害),Plan(計画)の4段階のこと。
WishとOutcomeで将来に対してポジティブに考えて、ObstacleとPlanでネガティブに考えます。
そうすることで、行動できる自分となり、その積み重ねがポジティブな過去イメージを作っていくのです。
ポジティブ・ネガティブの両面から考えることで、実用的な計画を立てましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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