『ダークソウル』で人生救われるのか?

お元気ですか、
アセンブリック教団代表
河西数真()です。
アセンブリック教のご紹介はこちら。

最近ハマっているゲームがあります。

『ダークソウルリマスタード』

連日夜遅くまでゲームをしたために、
朝寝坊したり洗濯物がたまったりしています。

日常生活を犠牲にしてまで、
ゲームにハマってしまう理由は
何があるのでしょうか?

この記事では、
『ダークソウル』
と、人生の関係について
考えていきます。

とりあえず私にとっては、
『ダークソウル』
をプレイしている時間は幸せです。

幸せのためなら、
日常生活など大したことではありません。

日常生活を捧げよ。

ダークファンタジーな世界観の死にゲー

中世ヨーロッパ風、
剣と魔法のファンタジーに
ゾンビや怪物など
ちょっとグロテスクなものを混ぜた感じ。

そんな世界観で、
敵は強力で初見だと殺されます。

主人公は死んでも蘇るゾンビです。

殺されながら、
攻撃パターンを覚えることで
攻略できるようになる。

そういうゲームを、
死にゲーと呼ぶようですね。

死にゲー代表と言われる
『ダークソウル』は
最近50年間で、
最高のゲームとされているようです。

日本発! おめでたい!

日本のゲームが世界的な快挙を達成! 『ダークソウル』が世界的に権威あるアワードで「史上最高のゲーム賞」に輝く。『マイクラ』や『スーパーマリオ64』など錚々たるメンツを抑え、この50年での「オールタイム・ベスト」に
11月24日、イギリスで開催された世界最大級のゲームアワード「ゴールデン・ジョイスティック・アワード」にて、史上最高のゲーム作品を決める「Ultimate Game of All Time」の受賞作品が発表され、日本のフロム・ソフトウェアの...

ところで私が
『ダークソウル』
を始めたきっかけは、
「オールタイム・ベスト」
に選ばれたからではなく、

私は死にゲーにハマりやすい
という仮説があったからです。

『メイドインアビス 闇を目指した連星』

『ダークソウル』
をプレイし始める前、
ハマったゲームがあります。

メイドインアビス 闇を目指した連星 | スパイク・チュンソフト
原作者監修のオリジナルストーリーでアビスの世界を体験できる3DアクションRPGがPS4,Nintendo Switch,Steamに登場。

アビスというダンジョンに潜って探索し、
アイテムを集めながら、
より深く潜っていくのですが、

すぐに墜落死したり、
原生生物に突然食べられたり、
ロープを忘れて
地上に帰れなくなったり、

食べ物がなくなって帰れなくなったり、
空から鳥に襲われて、
助けて……助け……ぎぃ……されたり。

キャラクターが強くなっても
ちょっとした油断や準備不足で
あっさり死ぬ、度し難いゲームです。

度し難い……

理不尽な死が訪れる 『JNethack』

JNethackというゲームでも
よく死にました。

JNetHackというゲームにはまる理由

失敗を繰り返しながら
キャラクターが強くなるのではなく、
プレイヤーが経験を積むことで、
リスクを回避できるようになって、
先へ進める。

でも理不尽に死ぬこともある。

そんな試行錯誤のプロセスが
面白いと感じます。

ムキになっているだけ?

でも、
ムキにさせてくれる何かが
死にゲーにはあるはずです。

死にゲーが心に灯す篝火

私たちは死にゲーから
一体何を得ているのでしょうか?

毎日がなんとなく退屈。

でも新しく何かに挑戦したり、
刺激的な出会いを求めて
外出したりするほどの
エネルギーがあるわけでない。

そんな時に、死にゲーです。

死にながら、
失敗しながらでも挑戦を続けることで、
経験を積んで先へ進めるという実感。

それは心に小さな、
意欲の篝火を灯してくれます。

『ダークソウル』
に救われた人の話もあります。

ダークソウルに人生救われた話
ストレスで頭が禿げた僕は、ゲームを完全に断ち切るために「ダークソウル」をプレイすることにしました。 何もかもが嫌になっていましたが、このゲームに救われました。

そういうわけで私も救われたのですが、
思い返してみれば
何度も救われていたような気がします。

『ダークソウル』と『メイドインアビス 闇を目指した連星』とJNethackと人生の関係性

死にゲーよりも理不尽なのが人生です。

死にゲーはね、
死んでも再挑戦できます。

死にながら覚えて攻略していけます。

でも人生は死んだら終わり。

ゲームクリアだし、
ゲームオーバーでもあります。

現実とゲームは違うでしょう?

その通りです。

死にゲーにおける「死」は、
現実で言えば取り返し可能な「失敗」
程度に過ぎません。

でもそれが続けば、
諦めてしまう、心が折れてしまう
といった共通点はあると思います。

不死人は身体よりも先に精神が死ぬ
とゲーム内で言われますが、
現実においても
心が折れた時、人は亡者となるのです。

私の場合の「竜狩り」オーンスタインと「処刑者」スモウ戦(そんなに苦労しなかった)

『ダークソウル』で、
最難関と言われているボス戦です。

ボス2体が同時に、
槍とハンマーで襲ってきます。

先程のブログの著者によると、

今でも辛い時しんどい時、夜寝る前に悶々と考える事があります。そんな時、昔の自分が出てきては「オンスモ戦とどっちが辛い?」って聞いてくるのです。

 そうしたら迷わず「オンスモ戦だな……」と即答してぐっすり眠れてしまいます(笑)。

 それほどこの戦いは心を強くしてくれました。何度も打ちのめされましたが、その度に強くなれました。この時の経験は、一生忘れはしないでしょう。

『ダークソウル』に人生救われた話


私は2,3回死にましたが、
太陽の戦士ソラール
というNPCを召喚して、

オーンスタインの相手をしてもらっている間に
スモウを倒しました。

スモウを倒す頃には、
ソラールも倒されていましたが。

ソラール、君はよく役に立ったよ。

あと1体、と思ったところで
巨大化したことには多少戸惑いましたが、
なんとか撃破しました。

ただ、
忘れられないほどの激戦
にはなりませんでしたし、
この戦いで私の心が強くなったかというと
そんなことはなさそうでした。

現実のほうが辛い。

攻略することが目的ではない

オーンスタインとスモウ戦、
通称オンスモ戦で得られたものについて考えてみます。

人生救われたと感じた方、
何度も敗北を味わった方は、
これから生きていく上で役立つ
自分だけの心の篝火を得て、

2,3回の敗北で通過できた私は、
スムーズなゲームの進行
というものを得ました。

果たしてどちらがより、
価値のあるものなのでしょうか。

攻略情報というものがあります。

ネットハックでは、
スポイラーと呼ばれます。

意味はゲームを台無しにする文章郡。
ネタバレ。

攻略本片手に
結果が分かっていることをなぞるだけなら、
作業と変わりません。

これは人生でも同じ。

何かをやり遂げることよりも、
試行錯誤して、もがいているその時間が
価値のあるものなのだと思います。

攻略してしまうと、
人生にも飽きてきますからね。

「死にたい」まで思わないけど「生きているのはつまらない」 そんな人が“退屈な人生”を打開するための、好奇心の大切さ
ライフワークとしてメンタルヘルスに取り組み、執筆や講演、SNSでの情報発信を積極的に行うかたわら、キャリアコンサルティング技能士資格も持つ、心療内科医の鈴木裕介氏。そして、広告会社で人の好奇心を刺激するクリエイティブ開発に従事するかたわら、...

人生に飽きたあなたへ

アメリカの教育工学の教授、
ジョン・ケラーが開発した
ARCSモデルというものがあります。

もともと学習意欲のない人の
学習意欲を高めるためのモデルです。

1.注意(Attention) 面白そう
2.関連性(Relevance) やりがいがありそう
3.自信(Confidence) やればできそう
4.満足感(Satisfaction) やってよかったな

もし私が人生に飽きて、
生きる意欲を失った時は、
このモデルに従って

生きてよかったな

という満足感まで
生きる意欲を高めようと思っています。

そのための第一歩は、
「面白そう」
と思うことに手を付けてみること。

あなたも死にゲーを
「面白そう」
と感じたなら、
ぜひやってみてください。

JNethackなら、
パソコンがあれば無料で始められます。(宣伝)

JNetHackというゲームにはまる理由
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あと私が今面白そうと思っているのは、

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