脳内のやる気物質を利用する方法

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お元気ですか、かにかまです。

「勉強しようと思うけど、ついついスマホをいじってしまう」

「今日は一日本を読もう。と思っていたのに、目に入ったゲームを始めて一日終わっていた」

というような経験はありませんか?

そんな時の私たちは、ドーパミンにコントロールされているのかもしれません。

私たちをコントロールする相手の正体を知ることで、誘惑に流されずにやりたいことをやる方法を考えてみます。

 

ドーパミンの働き:報酬系システム

ドーパミンは報酬系システムという脳の仕組みに重要です。報酬系システムの働きに、「欲しいものがあったとき、理性を捨てて行動を促す」というものがあります。原始時代から、食事を得るようなチャンスを逃さないために役立ってきた仕組みです。

報酬系システムの中で重要な役目を果たすドーパミンは、現代に生きる私たちにとって良い面と悪い面があります。

 

ドーパミンと衝動買いの関係

ドーパミンはやる気をもたらす神経物質といえます。ドーパミンが分泌されると、

「動け!行動しろ!」

という命令が脳に与えられます。

原始時代、食べ物が得られるチャンスや子孫を残すチャンスに素早く行動することは、生き延びるための能力でした。

しかし、現代ではこの能力が悪い影響をもたらすことがあります。

「今すぐ行動しましょう!でないと損しますよ」といった言葉を、高額情報商材の宣伝ページなどで見かけたことはありませんか?

期間限定!50%OFF」の売り文句に乗って購入して、実はあまり必要なものではなかった、という経験はないでしょうか?

また、新車の宣伝で美人モデルを伴って紹介することは、神経学マーケティングなどと呼ばれ、実際に売上があがるそうです。

これらの「報酬を期待させること」は、ドーパミンを放出させます。そしてドーパミンには、本能的に「買わなければならない!」と思わせる効果があります。

 

ドーパミンは生きる意欲のために重要

ドーパミンがなくなって、無駄な衝動買いをして後悔することがなくなれば幸せかというと、そうではないようです。

欲望ややる気がなくなるわけですから、人生つまらなくなりそうですよね。

実際に、脳の報酬系システムが機能しなくなった人の症例があります。

薬物中毒だったアダムという人は、ある日薬物を摂取しすぎて倒れます。その影響で報酬系システムに障害が残り、「何かが欲しい」という気持ちがなくなってしまいました。

何をしても楽しい気分になれそうになく、希望を失って深刻なうつ状態となったそうです。(参考:『スタンフォードの自分を変える教室』第5章)

 

ゲームに熱中するように人生に熱中する

なくてはならないけど、私たちの害になる可能性もある、ドーパミンと上手く付き合うことを考えましょう。

ゲームでも、ギャンブルでも、何かに熱中する気持ちを人生に上手く活用できたら、良いと思いませんか?

ゲームに熱中する理由を、報酬系システムの面からみていきたいと思います。

 

なぜゲームに熱中するのか

勝負に勝ったときの喜び、ボスを倒した後のイベント。

戦闘を繰り返してレベルアップ、強力な装備の入手。

派手な演出。音楽。

など、特にテレビゲームには報酬を期待させる要素が盛りだくさんです

「報酬を得るために行動させる」という報酬系システムが十分に働ける仕事場ですね。

「レアアイテム」を求めて、長時間ゲームをしたことがありませんか?

この時の「報酬」は、得られることが確定しているものよりも、宝くじのようなもののほうがドーパミンを多く分泌させます。

ドーパミンが、行動力を起こさせるためのホルモンだとすれば、結果が手に入ることが確定しているのなら行動力はいらない、という体の判断なのだと考えられます。

 

目的を達成するまでのワクワク感と、達成したあとの満足感の違い

ドーパミンの効果は、「報酬を期待させる。行動させる」というものです。報酬を得た「満足感」ではありません。

そのため、ドーパミンだけが出続けると、満足してやめることなく行動を続けるという、中毒症状のような状態になるのです。

 

日常生活に熱中する要素を置いてみる

ドーパミンによるやる気を日常生活に応用できないのでしょうか。

ポイントは、「報酬を期待させること」です。

 

楽しみな予定を入れる

自転車の練習を例に考えてみます。

誘惑に負けずに日々のトレーニングを継続するには、何か予定があると良いです。

大会に出場するとか、友人とロングツーリングするといった予定を入れましょう。

単に目標を設定するということではなく、「楽しみな予定」です。

大会であれば、

「しっかり練習すれば入賞して景品もらえたり、俺すごい感が味わえるかも」

あるいは、

「完走した後に温泉入っておいしい料理を食べる時の気分は最高だろうな」

といった自分の感情が想像できることが良いと思います。

 

将来をネガティブに想像する

この方法はあまりおすすめできません。

やりたいことを、今やらなかったら将来どうなるか、をネガティブに想像する方法です。

例えば自転車なら、

「今は健康で元気だから乗れるけど、5年後には足が悪くなって乗れなくなっているかもしれない。」

という感じです。

報酬系システムが原始時代にチャンスを逃さないための能力だとしたら、今やらなければチャンスを逃してしまう、と自分を奮い立たせることでやる気が出てくるのではないかという考えです。

ただし、引き寄せの法則とか、思考は現実化する、といわれるように、ネガティブに想像したことが将来現実になったら怖いので、おすすめできません!

 

まとめ

依存症の要因のひとつに、報酬系システム・ドーパミンの働きが考えられます。

ドーパミンを利用してやる気を出すためには、楽しみな予定を入れましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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