『自信がない人は一流になれる』ートマス・チャモロープリミュージク著

お元気ですか、かにかまです。

もしあなたが、「自信がない」「自信を持ちたい」と考えているのなら、この本を読んでみてください。

著者は、ロンドン大学の教授、コロンビア大学の客員教授。専門はビジネス心理学です。

コンサルタントとして、J.P.モルガン、プルデンシャルなどの金融業から、ヤフーやMTVなどのメディア、ユニリーバなどのメーカー、英国軍など幅広い民間・公営企業に関わっています。

この本の主張はタイトルの通り。「自信がない人ほど成功する」です。

 

自信がないことのメリット

この本による、自信がないことのメリットを紹介しましょう。

  • 自信のなさはあなたを守る
  • 自信がない人ほど努力をする
  • 自信が低いほうが人から好かれる
  • 自信がない人は健康で長生き

この本を読んで、自分大好き奴な私は今、どうやって自信をなくそうか考えています。

そもそもなぜ、自信を持ちたいと思ってしまうのでしょうか。

 

自信とはコカ・コーラである

キンキンに冷えたコーラが飲みたくなる時はないでしょうか。そんな時、コーラを飲むとカフェインと砂糖によって一時的に良い気分になれます。

しかし、長期に渡ってコーラばかり飲むことは健康のためによろしくありません。

自信とは、そのようなものだといいます。

つまり、気分が良くなりたい、不安から逃げたいというような感情から「自信を持ちたい」と思ってしまうのです。「自信を持ちたい」という感情は、実力をつけることから自分を遠ざけ、長期的にはデメリットとなります。

では気分が悪い、不安だという感情が極端になることにも意味はあるのでしょうか。やはり、それらの感情にも意味があります。

 

うつ状態は実力をつけるチャンス

うつ病になると、普通なら楽しいことに楽しみを感じなくなります。なぜでしょうか。

それは、脳が難しい問題に対処しようとした結果だといいます。うつ状態になることで、余計なことに気を散らさないようにしているのです。

うつは、嫌な経験や感情から逃げていると考えられがちですが、その逆。本当の問題に集中するために人類が身につけた能力だという説があります。

E.Gut, Productive and Unproductive Depression: Success or Failure of a Vital Process (New York: Basic Books, 1989)

ウィルスが体に入った時、発熱して抵抗するのと同じです。「うつは心の風邪」という言葉には科学的根拠もあったんですね。

 

まとめ:自信のなさを大切にしよう

自信を持つことや、気分よく過ごすことが大切という自己啓発本が流行る現代では、不安や自信のなさが持つ大切な意味を忘れがちです。

私たち人間を守ってきた「自信のなさ」の大切さに気付くためにも、『自信がない人は一流になれる』をおすすめします。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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