無意識に刻まれた思考の癖

こんにちは、かにかまです。

突然ですがあなたは、何歳からの記憶がありますか?小さなころの記憶がはっきりとしている人は少ないと思います。しかし、記憶のない頃に刻まれた思考の癖があるのではないでしょうか。自分の知らない思考の癖があるかもしれない、この記事がそんなことに気付くきっかけとなれば幸いです。

私がなんとなく覚えているのは2,3歳頃からの記憶です。おむつをはいているときにうんちしてしまって、気持ち悪かったこと。おむつを変えてもらう時に見られて恥ずかしかったこと、等はっきりとではないですが覚えています。おそらく、印象が強かったことが記憶に残っているのだと思います。

 

2歳の女の子でも女性

最近、2歳の姪っ子家族と食事に行った時のことですが、帰り際に姪っ子が何故かうつむいていました。

「どうしたの?」

とみんなできくと、

「もうこのお店こん」

と、不機嫌です。なかなか口達者なのです。

話をきくと、お店の人に男の子だと間違われたようで、それが気に入らなかったようです。

2歳といっても、「女の子」なんだなぁと思いました。子供なりにも、傷つくことがあるのです。家に帰る頃にはご機嫌に戻っていてよかったです^^

 

子供と大人の感情の違い

この時に、自分が2歳だったときにはどうだったか、思いだそうとしてみました。そして思い出せたのが、おむつ・・・・だけではなく、、

「感情」の根っこの部分は子供のころから変わっていないのではないかと気付いたのです。大人になって変わったのは、感情が情報を受け取る前の「フィルター」だけなのではないか、ということです。

喜怒哀楽の感情、というと単純になり過ぎますが、2歳の子供でも大人と同じようにうれしかったり悲しかったり傷ついたり、不安や恐怖を感じることがあるのだと思います。子供だから何も分からない、ということはないのだと改めて認識しました。

 

感情は無意識に記憶されて思考の癖となる

人の感情と行動の関係は強いです。楽しい!と思うことは自然と行動していたりしますし、逆にいやだな―と思うことはなかなかしません。それが習慣となり、思考の癖ともなっていきます。

子供のころも大人と同じように感情をもつので、小さい頃に愛された、あるいは裏切られた時等には大人と同じように感じます。

大人になって出来事は記憶には残っていなかったとしても、どう感じたか、が無意識に記憶されていて思考の癖となっている可能性が考えられます。子供のころに体験したこと、感じたことが性格形成に影響するということです。

 

まとめ:気付いていない思考の癖がある

記憶のない頃の体験が、無自覚に思考の癖となっているかもしれません。

 

お読みいただきありがとうございました。

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