正しい自己啓発の方法は環境を変えること

お元気ですか、かにかまです。
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自己啓発に関する情報はあふれるほどありますが、正しい自己啓発方法について考察します。
正しい自己啓発を知らなければ、知識はあっても自分を変えられない、といったもったいないことになります。

 

正しい自己啓発とは

まず、自己啓発の目的を考えると、人生をより良くしたい、自分を変えたい、といったことがあげられます。

正しい自己啓発とは、その目的を効率的に達成することのできるもの、といえます。

私の経験上では、自己啓発本を読むだけでは目的を達成できません。読んだ時には感動して、人生変わったような気になるだけです。実践が大切です。

どのような実践をするかについて、これは個人の前提知識や経験によって何が良いのか変わってくると思いがちです。しかし、どのような方法でも「習慣を変える」というところへ繋がってきます。

自己啓発書に以下のような名言がよく紹介されています。

・心が変われば、行動が変わる。

・行動が変われば、習慣が変わる。

・習慣が変われば、人格が変わる。

・人格が変われば、運命が変わる。

ーウィリアム・ジェームズ

基本的にはこのステップを省略して人生を変えることはできないでしょう。このステップなしに人生が変わることは、事故のようなものと私は考えます。

ですので、正しい自己啓発方法とは「心(思考)を変える方法」といえます。それが難しく思えてしまいますね。

 

心は縁起

正直、自分ひとりだけで心(思考)を変えることはできないでしょう。今まで生きた知識、経験によってできたフィルターを通して物事を捉えてしまうからです。

東洋思想に、「縁起」というのがあります。全てのことは縁によって起こるというものです。私たちが「自分の考え」と思っていることも、今まで生きてきた中で周囲の影響を受けながらできたもの。だから、本当の「自分の考え」というものはないといえるのです。

私なりに言うと、自覚するかしないかに関わらず、マインドコントロールされてきているのです。もちろん、ここでいうマインドコントロールというのは悪い意味だけではありません。思いやりの心なども、人と関わってこなければもっていなかったかもしれないのです。

 

自分を変えるには

この記事を読んでくださっているあなたは、自己啓発したいと思っていると思います。

「流される日々はいやだ」

「自分の思考くらい自分でコントロールしたい」

そのように思っているかもしれません。

今まで、受け身で周囲から影響を受けていた「思考」に対して、能動的に影響を与えることでコントロールしていく方法を身につけましょう。

刺激を受けるために、いろんな人に会うというのはひとつの答えです。本を読むということもそれに近いでしょう。

正しい自己啓発方法について、私の答えは「環境を変えること」です。環境に左右されるのが人間だからです。

人の意見や日々の業務に流されてきた私の経験から考えると、間違いないと思います。

バスケットの国アメリカのその空気を吸うだけで僕は高く飛べると思っていたのかなぁ

ースラムダンク

空気を吸うだけで高く跳べるようにはならないと思いますが、練習環境を変えることで考え方や習慣が変わる可能性は高いでしょう。このセリフの谷沢はアメリカに行って人生棒に振ってしまいました。良き指導者もおらず、チームワークも悪かった。安西先生のもとで指導を受け続けていれば、違った結果だったのでしょう。悪い方向へ環境を変えてしまったのです。

私の好きなナポレオン・ヒルのPMA(積極的心構え)というノウハウの中に、目標を明確にすることというのがあります。さらにいわれるのは、目標を紙に書く、毎日見る時間を作る、文字だけでなく画像にする、等等。

その理由は、毎日自分の目標を明確に意識することで、潜在意識に刷り込んでいくためです。潜在意識とは、脳の力の97%といわれ、心臓を動かしているのも潜在意識です。その潜在意識を利用することで思考をコントロールするのです。

思考は顕在意識と潜在意識で成り立っています。「考えている」と思っている3%の顕在意識よりも、97%の潜在意識の力が強いため、そこが変わらなければ思考を変えることはできません。

 

まとめ

潜在意識を変えるための有効な方法として、「環境を変える」ことをおすすめします。例えば、今までの生活の中に、自分の目標に向かいあう環境をプラスしてみるのです。目標を頭の中だけで考えるのではなく、紙に書き出す、という作業を試してみてください。

自然と行動できる自分に変わったと気付いたら、おめでとうございます。自己啓発に成功しています。

ぜひ、実践してみてください。

お読みいただきありがとうございました。

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