「私心せますぎ?」という悩みについてカウンセリング受けたった

心理学

お元気ですか、かにかまです。

何か悩みごとはありませんか?

私はあります。「私の心せますぎ?」問題です。

悩み過ぎて最近集中力が落ちているのを実感し、カウンセリングを受けることにしました。

 

カウンセリングを受けた理由

悩みが自分の中で大きくなってきて、集中力がなくなってきたからです。

発端は、「結婚しなさい」論争(笑)

「結婚しなくても(できなくても)幸せな生き方はある」という考えを全否定する父親。

「この人には話が通じないな……」

電話で話をするのも吐き気がするくらいになっていました。

「もしかして父親は毒親なんじゃないか?」

何かを読むと、親と子の関係についてばかりが目についてしまっていました。

成功者の告白』では、起業を父親に認めてもらえず反発する主人公の姿が。

アイアンマン』では、息子がやりたいことに挑戦することを、「息子のためだ」という歪んだ信念で何としても妨害しようとする父親像が。

ビジネスをやっていくと親子関係で問題を抱える人は多いそうです。ブログを眺めていてもそんな人の話が飛び込んできます。例えばこんな記事。

親父を殴り殺す(外部リンク)

正直、笑いました。「似たようなこと思う人、いるんだなぁ」と。

心理学者のフロイトも、「親父を殺したい」という気持ちは誰しも持つものだ、と言っています。

哲学者かにかま
世の中の問題はすべて親子関係、家族のあり方に通じる

こうやって一般化して、問題を大きくしていきました。

毒になる親』や『魂の殺人』などの本を読み始めます。毒親に関する本を読みながらも、

「でも自分の心が狭いだけかもしれないし」

「毒親と決めつけて避けてしまうのは、かわいそうじゃないだろうか」

そんな思いが際限なく起こってきたり、楽しかった子供時代や家族がバラバラになっていたこと等が思い出されて全く集中できません。

1ページ読むのに30分もかかったり、仕事中も悩みが離れないことに気付いた時、これはカウンセリングを受けたほうが解決が早くなるかもしれない、と思いました。

 

カウンセリングの内容

オンラインで受けられるカウンセリングを探しました。

本当は、対面で受けるカウンセリングの方が表情や仕草から感情が伝わりやすく、効果が高いのですが、値段も高かったからです。

検討した結果、ビデオ通話によるカウンセリングを選びました。45分間で本3、4冊分くらいの値段です。

まずは予約申し込み時に、今の感情や悩みの内容を書き込みます。こんな感じです。

数カ月前に父親と言い争いをしてから、話もしたくない気持ちになっています。
「毒親なんじゃないか」という気持ちと、「自分の心が狭いだけなんじゃないか」という気持ちで悩んでいます。

子ども電話相談室みたいですね(笑)

事前にアプリをインストールしておきます。そして予約時間になったら、リンクから通話ボタンを押します。

カウンセリングの内容は、対話をしながら認知の歪みや、感情の正体を特定していく、というものです。

例えば友人に悩みを打ち明けたりするだけでも心が軽くなった経験はあるのではないかと思います。

一人で考えると、誰かを裁いたり、自分を責めたりしがちです。そして悩み続けていると、それらの認知の歪みは強化されていくでしょう。そんな時、人と対話することによって、別視点から悩みを見ることができます。

友人に悩みを打ち明けることも一種のカウンセリング効果があるのです。

専門のカウンセリングはどう違うかというと、以下3点です。

  • 交友関係外の人と話が出来る。
  • 心理学に基づいたフィードバックを受けられる。
  • 相談内容について秘密が保証される。

私の場合、友人に打ち明けるには気まずい部分もあったのでカウンセリングを選びました。

かにかま
王様の耳はロバの耳ー!

 

カウンセリングの効果

話せただけでも少し気が楽にはなりましたが、特に印象に残ったのは以下です。

「分かってもらえないといけないのか?」

「かわいそう、と思うことはやめましょう」

父親の幸せと、自分の結婚を同一視して「かわいそう」と思っていたのでしょう。これは気づいていなかった認知の歪みです。

同一視していたら、自分が結婚しなければ(できなければ)父親が不幸になってしまう、と罪悪感を感じ続けることになります。これが自分の価値観をもつことへの、大きなブレーキになっていたんだな、と思いました。

  • 自分の問題は自分で解決する。
  • 父親の問題は父親が解決する。

ここはしっかり線を引いておきたいものです。

とはいえ、日本を含む東洋では「家族は助けあわなければならない」という価値観が、西洋に比べてとても強く存在します。

これからは、法制度とも折り合いをつけながら、家族のあり方も選択しなければならない時代になっていくのでしょう。

「人間は自由という刑に処せられている」

ージャン=ポール・サルトル

ともあれ、話ができて多少すっきりすることができました。

 

カウンセリングを受ける前の心構え

カウンセリングは魔法ではありません。受ける前の心構えとして、以下の点を留意しました。

悩みを解決するのはあくまで自分。悩みを整理するのに協力してもらう。

カウンセリング一発で悩みが解決することはないでしょう。人の悩みなんて、それほど簡単なものではありません。

それは、脳の性質からみても明らかです。

脳には、「恒常性」という、変わろうとしない性質があります。感情的に高まって、一時的に変わったように思えても、元通りになる性質です。

変形させても元通りになる、形状記憶合金のような性質ですね。

一方、脳には「可塑性」という性質もあります。

繰り返し刷り込んでいくことや、強烈な感情的体験をした時、ほんの少し変わるという性質です。

 

カウンセリングをおすすめできない人

これは大変個人的な意見なのですが、悩みが深刻すぎる人、うつ病の人にはカウンセリングをおすすめできません。

カウンセリングは時に辛く苦しいものです。鉄を叩いて変形させるような部分があるからです。

自分の向き合いたくない感情、どろどろした感情に向き合うにはある程度の心の健康さが必要になります。

うつだからカウンセリング、と安易に受けることはおすすめしません。まずはしっかり休養してください。

「自分と向き合って生きる」という挑戦心が湧いてきたら、カウンセリングを受けてみるのも良いかもしれませんね。

 

カウンセリングをおすすめできる人

以上のことから、ある程度元気な人にカウンセリングをおすすめします。

例えば、人生をよくしようと思って、何かしらのノウハウを学んだけど行動できない人です。

行動できない背景には、恐怖心や向き合いたくない感情が隠れていることがあります。

そういう意味で言うと、コンサルティングやコーチングを受けてもいまいち変われないなぁ、と感じている人はもっと気楽に「カウンセリング、受けたった!」と、カウンセリング受けてみるのも良いかもしれません。

自分の一番認めたくない部分や、マイナスポイントだと思っているところが、実は一番の長所だった、という話はよく聞く話です。

そういったものに一人で向き合うのは困難を伴います。そんな時、カウンセリングの力を借りてみてください。

 

セルフカウンセリングのすすめ

とはいえ、何度もカウンセリングを受けるにはお金がたくさんかかります。

ある程度、自分の悩みを整理できるスキルは身につけておいた方が良いのではないかと思います。お金を節約するためにも。

その辺りはこれから勉強していきたいところです。

ひとまず、認知の歪みとそのパターンについて知っておくことは役立つでしょう。こちらを読んでおくことをおすすめします。

認知の歪み(Wikipedia)

 

おわりに

この記事を書くのは自分にとって辛いことでした。何度も書けなくなりました。

特に親の否定の部分です。また、ある意味自分の幼稚な悩みを書くことへの「恥ずかしい」という気持ちがありました。

こうして書けたのは、境界線を引くことができて、やっと少し認められるようになったからかな、と思います。

自分と同じように、誰かの人生と自分の人生を同一視して悩んでいる人がいたら、気づかず苦しんている人がいたら、何か力になれたらうれしいです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

こちらの記事もどうぞ。

親との関係に悩んだ時に読みたい本と映画

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