自己啓発に心理学という武器防具

心理学

お元気ですか、かにかまです。
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自己啓発というのは冒険です。

自分の弱い部分に向き合ったり、教材のセールスに合ったり、何が正解かわからなくなったり。

この困難な冒険を、「ひのきのぼう」と「旅人の服」で突き進んでいくと大怪我をする可能性があります。

では、何が必要なのかというと、心理学が武器防具となります。

これから自己啓発を学びたい、というあなたの参考になると幸いです。

心理学をおすすめする理由

自己啓発をするにあたって、心理学をおすすめする理由は以下の3点です。

 

研究データによって裏付けられる

自己啓発には、個人的な体験だけに基づく情報もあり、人によって合う合わない、ということがあります。

対して心理学という研究分野では、多くの実験が行われます。

例えば有名な実験として、「シロクマのことを考えないでください」という意志力を試す実験があります。

考えないようにすることで、逆に考えてしまうという、意志力にストレスを与える実験です。

心理学の研究は、意志力にストレスを与えただけでは終わりません。その時何が起こっているのかを調べていきます。

血糖値の変動を測ったり、パズルを解かせてみたり。

数種類の方法を試し、人間の思考とか心理という、実態の不明なものを数値化して調べていることがおもしろいと思います。

統計情報だけではなく、科学的な裏付けをとっているところが信頼できると思う理由です。

 

教材売り込みに心理テクニックが使われている

例えば、こちらの記事に書きましたが、自己啓発教材は心理学のテクニックを駆使して売り込まれます。

過去記事:自己啓発教材に200万円 私が体感したセールステクニックの秘密

セールステクニックを知ることで、不要なものを買ってしまうリスクを減らすことができます。

 

おすすめの心理学本と学び方

おすすめの心理学本を紹介します。新しい自分を発見するのに役立ったと思う本です。

 

影響力の武器

私はこの本を読んで、自己啓発教材のセールスに、いかに心理学のテクニックが使われていたか知ることができました。

このようなテクニックを知ることで、今まで自分がどれだけ影響されてきたか、冷静に見つめることができるでしょう。

 

スタンフォードの自分を変える教室と意志力の科学

意志の力について知ることができます。私はこの2冊を読んで、無意識に自分の意志力を消耗させていたことに気づきました。

過去記事:まだポジティブ思考で消耗してるの?思考をコントロールする力を正しく使おう

 

誘惑される意志

この本は今読んでいるのですが、とても難しいです。目先の誘惑に支配されてしまう人間の本質を解明し、意志の本質にせまるというだけに、深い内容となっています。

この本を理解するためには、生物学、経済学、数学などの基礎知識が必要です。心理学に興味をもったら、2冊目以降に読むのが良いでしょう。

 

困ったココロ

読みやすい本ですが、人の心の特徴をわかりやすくまとめてあります。これを読めば、心理学の概要がつかめるでしょう。はじめの一冊としてもおすすめです。

私は自分の弱い心に向き合うために、他人の強い心を理解するために、ワラにもすがる思いで心理学の勉強を始めました。

「はじめに」より

 

まとめ

自己啓発という冒険に旅立つあなたへ、心理学という武器防具を紹介しました。

心理学は、自分と向き合うという作業をする際にも手助けとなります。

まずは、心理学の本を読むことからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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