小説家になろう『辺境の老騎士』序章 感想

お元気ですか、かにかまです。

友人に勧められて、
『辺境の老騎士』
という、ライトノベルを
読み始めました。

小説投稿サイト
「小説家になろう」
で公開されているものです。

作品ページはこちら。

Amazonでコミック版も
販売されているようです。

結構長い小説ですが、
序章を読み終えたので
ここまでの感想を書きます。

作品あらすじ

大陸東部辺境のテルシア家に長年仕えた一人の騎士。老いて衰え、この世を去る日も遠くないと悟った彼は、主家に引退を願い出、財産を返上して旅に出た。珍しい風景と食べ物を味わう気ままな一人旅に。彼は知らない。それが大陸中で語り継がれる冒険譚の幕開けとなることを。

序章では、旅の始まりと、
老騎士バルド・ローエンの
活躍が描かれます。

美味しいものが
食べられたらよかったはずの、
死に場所を探すための旅で、
主家の宿敵コエンデラ家に
つけ狙われることに。

コエンデラ家の陰謀を阻止し、
主家の安全を確保したバルドは
亡き姫からの手紙を受け取ります。

「自由になって」

そこから、
何も縛りの無い、
本当の旅が始まるのです。

序章のハイライト

老騎士の主人公、
という設定をリアルに描いています。

例えば、
まともにやりあったらかなわない
凄腕の刺客に襲われた時、
経験を生かした立ち回りと
長年連れ添った愛馬の助けを借りて、
その場を切り抜けます。

また、
過去に何度かやり込めた
若手の騎士と対峙したとき、
老化のせいで「右手が動かない」
なんて場面も。

老いた体でありながら、
経験と度胸でピンチを切り抜けていく、
という描写は、
若い主人公の設定ではできないことですね。

かにかまの感想

若い主人公が多いライトノベルで、
老騎士の主人公という斬新な設定。

そこから描かれるストーリーも
老騎士の生き様が感じられて良いです。

元々、老騎士が旅に出たのは
老いて騎士として十分に働けなくなり、
自分がいると主家に迷惑がかかる、
死に場所を探そう
という自己犠牲的な理由でした。

それが、
主家の危機が解消して、
旅をしなければならない
理由がなくなります。

「自由」に向き合った時、
本当にやりたいことはやっぱり
美味しいものを食べ、
珍しい景色を味わう、
そんな旅だったのです。

旅で出会う
「美味しいもの」
の描写も素敵です。

「お酒が飲みたい」
という気分にさせてくれます。

結局、毎日おいしいものを
食べることができ、
何歳になっても新しい景色を
見ることができたら、
人間は満足するのかもしれませんね。

あなたは定年退職した後、
なにかやりたいことはありますか?

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