『ハイパワーマーケティング』コミュ障ボッチのための超越論的卓越論

お元気ですか、かにかまです。

全世界でベストセラーとなり、
今も「マーケターのバイブル」として
読み継がれている、
マーケティング本として定番の
『ハイパワーマーケティング』

私は新訳版を購入しました。

なかなか難しい本です。

今回は、この本の内容の一つ、
「卓越論」
について、哲学的に考えてみました。

こんな見方する人もいるんだ
と、新しい視点に気付いて頂けたら
幸いです。

超越論と卓越論

よく似た名前ですよね。

私は最初読んだとき、
同じものかと思いました。

超越論と卓越論の違い

超越論とは、カントを中心とした
哲学への態度です。

その定義は簡単にいうと
「認識の限界について認識する」
ということ。

わかりません、ということを
認識している人は実はすでに
わからないという限界を
超越しているのだ、
という考え方です。

一方、
『ハイパワーマーケティング』
でいう卓越論とは、
クライアントのことを
「かけがえのない大切な友人」
として考えること
であり、
友人が必要としている結果を
言語化されていなかったとしても
正確に把握し、
その結果まで導いてあげることです。

私のようなコミュ障ボッチKYには
ハードルが高いですね……

難しいから自分をクライアントとしてみる

卓越論を超越論的に考えると、
(何かすごく越えているような感じですね)
自分は必要としている結果を言語化できない、
ということを認識することが大切

となります。

そして、友達のいない私にとっては
自分こそが自分のクライアントであり、
「かけがえのない友人」です。

もしかしたら、
あなたもそうではありませんか?

そうであれば、
あなた自身に、あなたの
一人目のクライアントになってもらいましょう。

クライアントのニーズを常に優先させる

卓越論を簡潔に言えば、
このような言葉になります。

あなたは、クライアントである
あなた自身のニーズを
常に優先させているでしょうか。

自分の利益を他人の利益よりも
優先させるなんて逆じゃないか
と思う人がいるかもしれません。

でも、この点こそ多くの人が
「本当はどうなりたいですか?」
という質問に答えることができない
理由なんです。

例えば、
上司から残業を頼まれたとき、
本当は早く帰りたい用事があっても、
「はい、よろこんでー!!」
と、自分を犠牲にしていないでしょうか。

あるいは、
イベントスタッフをボランティアでやるとき、
「みんなのためだ」
と思いながら、実は
「めんどくさい」
という気持ちがないでしょうか。

本当は運動を習慣にして
健康になりたいのに
ついゴロゴロしてしまうことは?

好きでもない仕事を
我慢していることは?

一体何が本当の自分のニーズなんでしょう。

自分について考えていくと、
何が正しいのか、
本当はどうなりたいのか、
はっきりわからなくなる時もあります。

そんな時に探し求めるのは、
信頼できる誰かだったり、
何らかの考え方だったり、
高額教材だったりします。

「わからない」という状態は
とても居心地の悪いものですからね。

だけどいつも何かに頼りたくなる
依存的な考え方だと、
幸せにはなれません。

あなた自身が
大切で価値のある友人なら、
なぜ間違いを犯すのを
放っておくのでしょうか。

依存的な考え方のために
間違えた選択をするのはやめましょう。

そのためには
「わからない」
という状態を受け入れることです。

わからないからこそ、
仮説→検証を繰り返して
確かめるしかありません。

そうした時すでにあなたは、
認識の限界を超越しているのです。

多くのマーケティング本で、
テストが大切と書かれているのも
「わからない」
というのが前提になっていますよね。

クライアントの幸せに責任を持つ

また、卓越論では、
「クライアントの幸せに責任を持つ」
とも言われています。

もし本当に、
幸せに責任を持つのなら、
「幸せとはなんぞや?」
という哲学的な問いかけをするはずです。

答えの出ない問いかけですが、
分からないことには
責任を持てないからです。

「幸せとはなんぞや?」
という問いかけの答えを、
人に与えてきたのは何でしょうか。

そう、宗教ですね。

マーケティングは宗教だ

そう思うのは、
宗教をやっていた時に
組織の先輩から
言われたことがあるからです。

私はかつて、宗教団体で
リーダーをしていました。

30名ほどの部員さんを抱える組織の
部長です。

  • リーダーは部員さんの幸せに責任を持て
  • 部員さんは恋人だと思え
  • 自分の利益よりも部員さんの利益を優先しろ
  • 部員さんを守るのがリーダーだ

卓越論で言われることと同じです。

でも、どうしても納得できなくて、
しばらくやったけどやめてしまいました。

その人にとっての幸せが何かわからない、
恋人いないしその気持ちがわからない、
人のことよりも自分のことで精一杯、
そんな気持ちです。

リーダーとしての活動を通して、
内面を磨いていくことが
目的だったのかもしれませんね。

だけど私には、
「わからない」
というままで活動することが
耐えられませんでした。

そのストレスに負けてしまったんです。

自分自身と部員さんを
騙しているかのような罪悪感を感じて
やめてしまいました。

卓越論をマスターしようとする前に必要なのは
間違いなくメンタルの改善です。

そうでなければ、
幸せとは何かが分からないために、
他人が思う幸せの条件を自分に当てはめて、
これが自分にとっての幸せだ、
と決めつけてしまうからです。

間違えることを恐れるな

書いてきたことと矛盾するんですが……

卓越論で大切だと言われるのは、
クライアントの本当のニーズ、
もっと言えば、
クライアントにとっての本当の幸せです。

そこを考えると、
クライアントが間違いを犯すとき
失敗させてあげるのも、
やさしさといえるのではないでしょうか。

職人の親方で、
弟子にわざと失敗させる人がいました。

その理由を聞いてみると、
こんな考えでした。

失敗する方法とうまくいく方法の
両方を知っていたら原理原則が分かる。

実際に失敗させるのは
失敗してみないと
大事なとこが分からないから。

いつもうまくやってしまうと
仕事をなめてしまうしなぁ。

もしかしたら、
あなたが間違いだと思っている方向に
本当のニーズがあるかもしれませんよ。

それに、
「本当の幸せとは何か」
なんて答えのないことを
考えるのであれば、
むしろ間違えて当然です。

精一杯、間違えましょう。

私は間違えるあなたを応援したいです。

かにかまの言い訳

私だってわかってるんです。

おそらく私は間違えているんだろうと。

成功してきた人の意見に対して
うだうだ考えるのは、
天に向かって唾を吐くようなものだと。

それでも、自分にとっては
本当のことなんです。

それが私の認知の歪みであって
超越できていないところだと
反省しています。

あなたは卓越論について
どう思いますか?

反対意見を歓迎します。

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kanikama.jikoke@gmail.com

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