エリック・バーカー氏おすすめの一冊ラス・ハリス著『よくわかるACT』思考や感情との付き合い方

お元気ですか、かにかまです。
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アメリカの人気ブロガー、
エリック・バーカー氏がブログで
おすすめの本を紹介していました。

エリック・バーカーって誰?
って方は、こちらの記事をどうぞ。

『残酷すぎる成功法則』の著者、エリック・バーカーという人

良い本の情報はありがたいですよね。

こちらが、エリック・バーカー氏の記事です。

あなたの人生をより良くする7冊の驚くべき本(外部リンク)

で、おすすめの7冊は、こちらです。

これらのリストをみて分かることは、
言語の壁によって情報が得られない、
というのは大変な機会損失だということです。

翻訳本が出版されることを願います。

とりあえず、日本語になっている2冊を
買ってみました。

そのうちの1冊、『よくわかるACT』を紹介します。

マインドフルネスを土台とした心理療法、ACT

ACT(アクトと呼ぶ)は、マインドフルネスを土台とした心理療法です。

ACTは以下の略です。

  • A:アクセプタンス(コントロールできないものを受容する)
  • C:コミットメント(行動を自己決定する)
  • T:セラピー

ですが、ACTの意味合いとしては、
「act(行動する)」と捉えたほうが有効です。

ACTが行動することに重点をおいたセラピーだからです。

考え方を簡単に言うと、
「思考や感情自体は問題ではない。
それらに行動が引きづられることが問題だ」

という感じです。

私自身、悩みに引きづられて
集中力が低下したり、
物事が手につかなくなったりすることがあります。

「私心せますぎ?」という悩みについてカウンセリング受けたった

人生に悩みはつきものです。

ですが、悩みに引きづられて
生活に支障が出るようだと困りますよね。

自分でコントロールが及ばないものを受け入れ、
人生を豊かにする行動をとることを自己決定する。

そのための心理スキルが、ACTです。

『よくわかるACT』の特徴

サブタイトルが、
「明日からつかえるACT入門」
となっているように、
この本は実践的な入門書という位置付けです。

例えば、すぐに応用できるものとして、
3種類の間違った目標設定というのがあります。

間違った目標とは、
「感情のゴール」と、「死人のゴール」
「洞察のゴール」です。

「感情のゴール」とは、
「ただ幸せになりたい」「自信をもちたい」
といった、特定の感情を目標にすることです。

感情をどうにかしようとすると、
マインドフルネスとは正反対の方向へ
進んでいってしまいます。

「死人のゴール」とは、
「衝動買いをやめたい」「怒るのをやめたい」
といった、なにかをやめようとする目標です。

これらの目標は、死んだ人間の方が、
達成しやすいですよね。

ACTが目指すのは、死人には達成できない
「生きている人間のゴール」です。

「洞察のゴール」とは、
「自分は何者なのか」
「自分は人生に何を求めているのか」
といった目標です。

ACTを行っていけば、
自然と洞察は深まるそうですが、
それは本来の目的ではありません。

あくまで、「行動」を目標にするのが、
ACTにおける目標設定です。

これらを参考にして、自分の目標を考えてみました。

人生の最期で、
「自分は最大限提供できる価値を残した」
と”思いたい”。

「感情のゴール」ですね。

この場合、
その感情を得られたらどうするか、
を考えることが有効のようです。

少し説明が長くなりましたが、
このように応用を考えやすいのが、
この本の特徴だと言えます。

まとめ

エリック・バーカー氏おすすめの7冊の中から、
1冊を紹介しました。

目標設定については、こんな記事も書いてます。

目標をどこに設定するか

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