批判されるという怖さ 恐れと向き合う

心理学

お元気ですか、かにかまです。
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先日、バズ体験を聞いたレポート記事を書きました。(『バズりたい? 第5回岡山ブログカレッジ参加レポート』)

多くの人にシェアされることを、バズと呼びます。多くの人に記事を読まれることで、共感されたり、批判されたりすることでしょう。

共感される、批判される、ということについて考えてみると、ブログのことだけではなく「自分は批判されることが怖いんだな」という気付きがありました。

今日は、批判される怖さについて「コア・トランスフォーメーション」というテクニックで向き合ってみたので書きます。

コア・トランスフォーメーションというテクニック

NLPという心理学のテクニックの中に、コア・トランスフォーメーションというものがあります。自分の感情を切り離して、以下のような質問をしていく方法です。

  1. その感情をもつことによって、何を望んでいるのですか?
  2. (感情からの答えを待つ)
  3. その望みの状態となったら、あなたが望んでいるもっと大切なものはなんですか?
  4. (感情からの答えを待つ)
  5. その望みが得られたら、あなたが望んでいるもっと大切なものはなんですか?
  6. 繰り返す

質問を繰り返すことで本当の感情がわかり、大きく分類すると以下のような5つのコア・ステートにたどり着くとされています。「悟った」状態といえるかもしれません。

  • ただ在ること
  • 内なる安らぎ
  • あるがままでだいじょうぶだという感覚
  • 宇宙との一体感

また、コア・トランスフォーメーション・プロセスを用いることによって、心の問題や依存症に改善が見られたそうです。

ということで、試してみました。

 

批判されることが怖いという感情

そもそも、批判されることが怖い、というのは過去の経験から出来たものだと思います。宗教活動をしていた頃の私は、「この宗教がいい」と信じていました。友人に勧めるくらい、情熱を持っていたといえます。今考えると痛々しいです。

当然、友人には否定されます。「お前とは縁を切る」くらいの勢いで。

自分が本当に良いと思っていることを強く否定されたとき、自分の人格を否定されたような気分になります。そんな感情をコア・トランスフォーメーション手法の対象にしてみました。

 

感情から返ってきた答え

自分の感情が何を伝えたかったのか、何を望んでいたのかを質問していきます。いくつか答えが帰ってきました。

  • 友人に認めてもらいたい(承認欲求)
  • 自分に認められたい(承認欲求)

あー、承認欲求しか出てこない……

「他人に否定されたくない」よりも、「自分に否定されたくない」気持ちのほうが強いようなことはわかりました。自分大好き人間なんでしょうね。

あ、自分が大好きなのだろうということがわかりました。悟りの境地にはまだ遠そうです。

もう少し感情の答えが聞けるように、本を読みなおして再挑戦してみようと思います。危うく自分探しの旅から帰ってこれなくなるところでした。

おわりに

共感される、否定されるというのはインターネット上のことだけではなく、現実の知り合いとの関係でこそ重要だと思います。

「共感されたい」と思うのはもちろんですが、その感情が本当に求めていることは何なのか。考えてみることも良いのではないでしょうか。

 

コア・トランスフォーメーションのつづき

自分は世の中に受け入れられない、と思っている方へ

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