私とは何なのか?

お元気ですか、かにかまです。
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10月10日から、毎日更新レースというチャレンジに参加しています。

突然ですが、私は自分が大好きです。今日は、大好きな自分について書きます。

「自分とは何なのだろう」

と、哲学の森に迷い込んだ方には面白く読んでいただけると思います。

私は毎日何をしているのか

私が毎日意識してしていることは以下のようなことです。

  • 息を吸って吐く
  • ご飯を食べる
  • 仕事する
  • 筋トレする
  • ブログを書く
  • 本を読む
  • 睡眠

意識せずにしていることは以下のとおり。

  • 遺伝子情報に基づいて細胞を複製する
  • 心臓を動かす
  • 体に入ってきた病原菌と戦う
  • 食べたものを消化して栄養に変える
  • 傷ついた箇所を修復する
  • 寝ている間に脳の記憶整理をしている

書き出してみると、いろいろなことを毎日やっています。

 

3ヶ月前の「私」と今の「私」は別人?

人の細胞は3ヶ月で全て入れ替わるなどと言われています。

人を細胞の集まりと考えると、3ヶ月前の私と今の私は別の人ということになるのです。

ですが、とても別人とは思えませんよね。その理由は、意識が続いているからではないでしょうか。

細胞自体が私ではなく、細胞を入れ替えたりしているのが私です。私という存在が細胞ではないとしたら、私はどこにいるのでしょう。

 

人間と自転車の共通点

私とは何か、を話す時に自転車と人間の例えが使われます。

自転車という物質がこの世の中にあるわけではありません。存在しているのは、ハンドル、サドル、ペダルなどの部品です。もっと細かくみると、鉄原子や炭素原子、水素原子です。

それらが集まった構成が「自転車」という表現になります。言葉というのは抽象的なものです。

同じように、「私」についてもその表現は抽象的なもので、世の中に「私」という物質が存在しているわけではありません。

 

私は宇宙

意識としての私が出した答えは、「私」は宇宙だ、です。不思議と昔の哲学者も同じようなことを言っています。

「私が世界精神だ」(ヘーゲル)

あまり、わけはわかっていませんが。コア・トランスフォーメーションという手法で、そのような考えにいたることができます。

参考記事:『自分は世の中に受け入れられない、と思っている方へ

 

まとめ:私は存在しない

結局、私という存在はどこにいるのかわかりません。「私とは何か」と探し続けても、見つからないものなのでしょう。

それでも、「私とは何か」について、つい考えてしまいたくなるというのは一種の病気かもしれません。

哲学というのは、無意味なこともあります。考え続けて沼にはまらないよう気をつけましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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