お元気ですか、かにかまです。
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建設業の労働災害のうち、
約3人に1人が
墜落・転落災害によるもので、
その死亡災害のうちの
約6人に1人が、
足場からの墜落・転落によるものです。
(厚生労働省資料より)
これら災害の発生要因は
様々あると思いますが、
そのひとつは筋力不足による
バランスの悪さではないでしょうか。
足場の上でバランスを崩すと、
危ないですからね。
ということで今回は、
足場の上でふらつかないための
筋トレを3種類ご紹介します。
スクワット
足腰の筋トレとして
まず思い浮かぶのがスクワットです。
まずはウェイトなしの自重のみで、
10回×3セット行いましょう。
筋肉痛でなければ、毎日です。
スクワットを習慣化することにより、
足場の上を歩くときや、
段差を上り下りするときにも、
ふらつかなくなります。
私は現場に出たばかりのころ、
引きこもり明けだったこともあり、
足場の上を歩いたりしたときなんか
足がカクカクしていました。
でも、3カ月ほどスクワットを続けると、
とても歩きやすくなった感覚があります。
モーニング
足場上で作業するとき、
結構狭い場所があります。
そんなとき、
体をかがめて移動するのですが、
背筋の力が足りなければ
上半身を支えることができません。
何度ヘルメットをぶつけたことか。
そんな大切な背筋を鍛えるのが、
グッドモーニングと呼ばれる筋トレです。
こちらの動画を参考にしてください。
ウェイトがあれば、
デッドリフトでも良いでしょう。
ウェイトを使う場合は、
腰を痛めないよう重量に注意してください。
チンニング(懸垂)
最後に、懸垂です。
懸垂をやっておけば、
いざという時に身を守れるかもしれません。
実は目の前で同僚がバランスを崩して
落ちたことがあります。
もちろん、安全帯はしていたので
大丈夫だったのですが。
落ちる途中、パイプをつかんで
宙づりになっていました。
ただ、そこから上がることはできず、
今度は安全帯で宙づりになったんです。
懸垂ができれば、
そこから這い上がることもできたな、
と後に言っています。
ともあれ、安全帯をしていてよかった。
筋肉を鍛えておけば、
いざという時にもしかしたら
身を守れるかもしれない。
懸垂をやっておきましょう。
まとめ
以上、足場の上でふらつかないための
筋トレ3種類をお伝えしました。
安全に作業を行うために、
筋トレをしておきましょう。
とはいえ、
いざという時がなくなるよう
現場を安全に保っておく、
安全確保を行うことも大切です。
今日も無事に家に帰りましょう。
ちなみに、私は
筋トレは自己啓発に有効
と思っています。
筋トレのメリットについては、
ぜひ関連記事をお読みください。
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