宇樹義子『 #発達系女子 の明るい人生計画』感想

お元気ですか、
アセンブリック教団代表
河西数真()です。
アセンブリック教のご紹介はこちら。

あなたは
「 #生きづら系女子 」
ではないですか?

  • この人生を生き抜ける気がしない
  • 私は幸せになれないと思う
  • 自分を「社会のお荷物」だと思う
  • 気がついたら一人ぼっちになっていた

一つでも当てはまった人には、
この記事で紹介する本が
きっと役に立ちます!

ご迷惑をおかけしています!

私は女子ではないんですけどね。

著者の宇樹義子さんを知ったきっかけ

私が知ったのは、
ブログを通してでした。

心理療法や、
第3世代の認知行動療法といわれる
「ACT」
(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)
について調べていた時です。

こちらの記事が
マインドフルネス療法、
スキーマ療法、
ACTの違いについて
とても良くまとめてありました。

第三世代の認知行動療法(CBT) マインドフルネス/スキーマ療法/ACTの違いと共通点
必要に迫られてメンタルセルフケア本を読み散らすうち、この分野にぼちぼち詳しくなってしまっている自分に気づいた。…

この記事がきっかけで、
私はスキーマ療法を知ったし、
デーモンワークも知りました。

そしてワークブックを購入し
実践する中で、
本当の人生のなめ方を
知っていったのです。

文章を書くことで
人が癒しを得るための
きっかけを提供することができる
ということを教えてもらった気がします。

この本の特徴

『#発達系女子の明るい人生計画』
は、2部構成と言えます。

前半は、著者の体験談。

ストーリーベースで語られていて、
読みやすく、すっと入ってくる
小説のような文章です。

女子なら共感できる部分も
多いのでしょうけど、
女子じゃなくても
どこか不器用な生き方に
共感できました。

みんな救われたらいいなって。
もっとみんな、
なめて生きられたらいいなって。

明るい文体に癒されますね。

後半は、お役立ち情報やノウハウです。

そういうと
陳腐な感じがするかもしれませんが、
大切な部分なので覚えておいてください。

前述の「スキーマ療法」の本にも
心理療法に取り組む前の準備として
「孤独にならない」
ことが強調されています。

誤解を恐れず表現すると、
スキーマ療法に取り組むことは
かさぶたを剥がして
傷口をえぐるような痛みを伴います。

その時に助けになるのが、

「自分は一人じゃない」
「いざとなったら助けを求められる」

という信頼です。

スキーマ療法ワークブック①
では、その信頼を得るために
「サポートネットワークの外在化」
というワークを行います。

「どんな助けがあるか?」
を頭や心の中で考えるだけでなく、
書き出してみることで
腑に落とす、というか
実感できるようになりました。

外在化をする時に、

現場で挨拶してくれる職人さん
電話で悩みを聞いてくれる友人

というような、
身近な存在は
思いつきやすいのですが、

どんな制度があるのか
どんな機関があるのか

といった、行ったことも
利用したこともないようなものは
思いつきにくいし
イメージもしにくいものです。

そういった制度や機関について、
『#発達系女子の明るい人生計画』
の後半にまとめてあるので、
大変助けになると思います。

もちろん、
ただ読むだけではなく
自分で手を動かして
ノートにまとめたりすると
いざという時に思い出しやすいですね。

この本がおすすめな人

著者の宇樹さんのブログや
ツイッターの文章に
どこか共感できる人は
必ず読んでおくべきでしょう。

ブログ

decinormal
10分の1濃度のブルー

ツイッター(@decinormal1)

逆におすすめできない人は、
これらを読んでも

な、なにを言っているか
分からねーと思うが

おれも何をされたか分からなかった

という気持ちになる方です。

読んでいて眠たくなるかもしれません。

とはいえ、
周りに生きづらそうな人がいたら
紹介してあげてほしいですね。

ご迷惑をおかけしています!

 

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