お元気ですか、
アセンブリック教団代表
河西数真（かわにしかずま）です。
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こんな動画を見つけました。
動画の中で、卓越論について話しています。
（10:10～）
卓越論とは、
ジェイエイブラハムの
『ハイパワーマーケティング』で
紹介されている考え方です。
卓越論の基本的なスタイルは、
常に自分の都合よりも
他人の都合を優先すること。
会話の例で言うと、
自分の話したいことではなく、
相手の聞きたいことを話す
ということです。
でも話題の卓越論には、
気付かずハマると苦しくなる、
「落とし穴」があります。
この記事では、
卓越論の落とし穴について紹介し、
正しく使えるようになめていきます。
卓越論について他の記事はこちら。
→『ハイパワーマーケティング』コミュ障ボッチのための超越論的卓越論
→『ハイパワーマーケティング』卓越論 旧訳と新訳の違い
卓越論を使うと仕事がうまくいく
動画でも言われていますが、
卓越論をマスターすると
仕事がスムーズにいきます。
例えば、
上司に書類の簡略化を提案したい時。
「めんどくさいから」
という感情的な提案では、
うまくいきません。
本当は上司も
簡略化したいと思っていても、
感情的な理由だけでは
実行できないからです。
ある程度の責任感のある人なら。
簡略化するための
「論理的な理由」
を求めていたりします。
そこで、
以下のように話をしたら
どうでしょうか？
書類が煩雑なために、
今業務の負荷が集中していて、
時間がこれだけかかっています。
人数も限られている中で
これだけの量をこなしていると、
○するだけになって
本来のチェックの意味をなしていません。
簡略することで
より本質的な部分に集中できます。
このような理由を元に
簡略化するのなら、
例えば何か問題があったときにも
「このような考えで簡略化しました」
と理由を説明できますよね。
「めんどくさかったから」
という理由よりは
説明になると思います。
この、「説明する」
というのが責任にも
結びついているので、
上司としては助かるのです。
卓越論をマスターして、
上司が求めていることは何か？
を考えることで、
自分の仕事も楽になります。
自分の話したいことも話せないこんな世の中じゃ
以上のように、
卓越論を使えば、
たしかに仕事はうまくいくことが
多いです。
でも、
時には自分の話したいことも
話したいですよね？
相手の聞きたいことばかりでは、
息苦しくなることが
ありますよね？
ポイズン。
話したいことを
我慢、我慢、我慢、
とばかりやっていると
いつか爆発してしまうか
いつの間にか
自分を見失ってしまう。
論理だけでは通らないことがある、
と私は思うのです。
「本当の」幸せとは？
卓越論で言われていることとして、
以下の2つがあります。
- クライアントは必要としている結果を
言語化できていない - クライアントの幸せに責任を持つ
幸せに責任を持つといいますが、
自分にとっての幸せが何か
わからないのに、
他人にとっての幸せが何か、
分かりますか？
世の中には、
分かったつもりになる人が本当に多いです。
中には、
「あなたにとっての幸せはこれ」
と煽って、とんでもない商品を
買わせようとする人もいます。
まるで宗教のようです。
気持ち悪いですよね。
ブーメランですけど。
でも、
話したいことを話せたほうが、
あなたにとっては幸せ
ではありませんか？
自分の幸せを放棄することを
「自己犠牲」といいます。
自己犠牲しない卓越論
卓越論では、
クライアントを「大切な友人」
としてとらえます。
考えてもらいたいのですが、
あなたの大切な友人が
自分を犠牲にして
あなたのために尽くしていたら
どう感じますか？
逆の立場として、
あなたが自分を犠牲にして
友人のことばかり優先していたら、
友人はどう思うのでしょうか？
私なら、
「気持ち悪い」
と感じます。
あなたの大切な友人も
本当に求めていることは、
あなたが自己犠牲すること
ではないはずです。
もし、
「そんなことはない」
と本気で思うのであれば、
自己犠牲して尽くし続けるのも
いいでしょう。
世の中には、
そういう関係もありますし、
「相手のためにやっているんだぞ」
という自己陶酔にも浸れますから。
でも、
そうではなくて、
「友人は私の自己犠牲を望んでいない」
と思うのであれば、
まずは自分を大切にしてみませんか？
自分を大切にできない人は、
他人を大切にすることも
できないのですから。
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