悩むということについて悩んでみる

お元気ですか、かにかまです。
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人は生きていく上で、様々な悩みに直面します。

なぜ人は悩むのでしょう。何について悩むのでしょう。悩むという行為をしている時、一体何をしているのでしょう。

今回は、悩むということについて悩んでみます。

なぜ人は悩むのか

「考える」と「悩む」は比較されます。

考えることは問題解決につながるから良いことで、悩むことは問題解決につながらないから悪いことだ、と。

本当にそうなのでしょうか?

悩むことには何も良いことがないのでしょうか?

悩むことに良いことがないのであれば、なぜ人は何千年も悩んできたのでしょう。

人の感情には全て意味と目的がある、という考え方があります。

例えば恐怖の感情は、私たちの祖先にとって、自然の脅威から命を守るために役立つ感情でした。

その感情が、現代においては不必要に恐怖を感じて行動できなくなったりという副作用をもたらしているのです。

そう考えると、悩むことの目的は何なのだろう、と悩んでしまいます。

何について人は悩むのか

人が何について悩むのかについて、広告業界に良いヒントがあります。

人間には以下8つの欲求が生物学的にプログラムされている。

  • 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
  • 食べ物、飲み物を味わいたい。
  • 恐怖、痛み、危険を免れたい。
  • 性的に交わりたい。
  • 快適に暮らしたい。
  • 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
  • 愛する人を気遣い、守りたい。
  • 社会的に認められたい。

ドルー・エリック・ホイットマン著『現代広告の心理技術101』p29より

これらの欲求について悩むのも、生物学的にプログラムされているなら仕方ありませんね。

また、悩みは時間軸でも考えられます。

  • 過去についての悩み「あの時ああしていればよかった」
  • 今についての悩み「今していることに集中する」
  • 未来についての悩み「将来どうしよう、どうなるんだろう」

これらの悩みにも全て意味があるのだと思います。例えば、

過去についての悩みは、自分を深く知るために。

今についての悩みは、パフォーマンスを上げるために。

未来についての悩みは、長期的に利益を得るために。

そしてそれらの背景には欲求があり、生物学的にプログラムされていることなら、仕方ないのでしょう。

「悩んでいる時間がムダ」

というわけではないのです。

「また悩んで時間をムダにしてしまった……」

と悩むとしたら、それもきっと意味があることなのだと思います。

悩むとはどういうことなのか

悩むというプロセスについて悩んでみます。

悩みの要素は、以下で構成されていると考えてみます。

  • 背景にある欲求(生物学的にプログラムされている)
  • 満たされていない現実(過去、現在、未来)
  • 理想の未来を希望する意思

欲求がなければ悩まない。現実が満たされていれば悩まない。未来を諦めてしまえば悩まない。

正しいでしょうか?

正しくないですね。

決断したり、覚悟を決めた人は、
悩みの要素をもっていても、それは
「悩み」ではなく、「行動」に変わっていますものね。

じゃあ、何が足りないのか。

・何をすればいいのか、という知識

でしょうか。

よくわかりませんね。

悩むということについての悩みもなかなか深そうです。

これも、生物学的にプログラムされていることなら(4回目)仕方ありませんね。

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