人生なめてるやつが『はいからさんが通る 後編』を観た感想

日常を楽しむ

お元気ですか、かにかまです。
かにかまって何?⇒プロフィールはこちら。

人生なめてる友人と
映画『はいからさんが通る』
を観てきました。

前編を観た時には
甘酸っぱさで死にそうでした。

酔っぱらった紅緒が
少尉に背負われながら、

「変なの!」
「変でしょう?」
「変だけど好き! 大好き~」
(少尉うれしそう)

なんてシーンとか
ンんンんンンんーーーっ
てなります。

これ、原作は
40年ほど前の漫画なんですよね。

時代が変わっても変わらずに
人の心に響く何か
があるように思います。

それは何なのだろう、
と人生なめてるやつなりに
考えながら、
後編を観てきました。

この物語は
女性は良い男性に選ばれて
結婚することが幸せ、
お見合い結婚が当たり前、
女性の社会進出なんて非常識だ
と考えられていた大正時代に、

「選ばれるのではなく、選ぶのです」

という信条を貫く
「はいからさん」
の生き方を描いたものです。

現代に生きる私たちはどうでしょうか。

しっかりと
自分で選んでいる
といえるでしょうか?

世間の常識、
人との関係、
過去の思い出、
義理や人情、お金。

いろんなしがらみに
とらわれていませんか?

自分が今何を食べたいか、とか
どんな仕事がしたいか、とか
わかりますか?

何でもいいからと言って、
腐った肉を食べていませんか?

そんなあなたは
人生なめてる仲間ですね。

この記事では、
人生なめてるやつが
『はいからさんが通る』
を観て気付いたことを紹介します。

ネタばれちょっとあります!

その他の人生なめてるシリーズはこちら。

『はいからさんが通る』は
人生なめてるやつに
お勧めの映画ですよ!

『はいからさんが通る』の主人公、花村紅緒の魅力

友人とも話していましたが、
主人公である花村紅緒(べにお)の魅力は、
「かわいい……ハァハァ(*´Д`)」
という魅力ではありません。

人間的魅力
という言葉は嫌いなので
別の言葉で例えると、
白い、マリンカの花
のような魅力です。
(作中のセリフです)

荒野で咲き誇る花のように、
世間の常識や人の価値観に
とらわれず、
自分の思いに依って
生きていこうとする姿勢が
魅力的なのだと思います。

そういう言葉も、使い古されて
もはや安っぽい時代になっている
という気もしますが。

とにかく観ていただきたいです。

紅緒親分!!
と呼びたくなるはずですから。

まぁ、そう思うのは、
私たちが
いろいろなしがらみにとらわれて
本当は自由でありたい
と思っているからかもしれません。

しがらみにとらわれているけど結構幸せ

もちろん私もとらわれています。

親からは、
結婚しろ
結婚しろ
家を継げ
結婚しろ
家を継げ
面倒を見てくれ
結婚しろ
と言われますし。

仕事を辞めたら
生きてはいけませんし。

食べ物を無駄にしてはいけない
と思って腐った肉を食べてしまうし。

誰の迷惑にもならぬよう
生きてきたつもりです。

迷惑かけまくりですけどね。

そんな自分と登場人物を
重ね合わせて考えてしまうところが
多々あります。

愛する人と結婚することが
できなかった祖母の
孫の代では一緒になりたい
という願いから
紅緒と結婚することにした少尉。

人の願いが
自分の願いになってしまってます。

後編では、
命の恩人の側にいなければ
と思う少尉との関係をあきらめて
慕っている上司と結婚式を挙げ

「これが幸せなんだ」

と言い聞かせつつ
命の危機に直面すると
やっぱり少尉を思い出してしまう紅緒。

本当の思いを押し殺して
「幸せだ」
と思えたとしても、
死ぬ間際ではやっぱり
満足できない気がしますよね。

人生なめてるやつって、
今まで幸せだったと思うのです。

ですが、その幸せって
自分が心から望んだ幸せなのかな
と疑念を抱かせてくれます。

人から「これが幸せだ」
と思いこまされた幸せ
ではないでしょうか?

人生なめてるやつがあこがれる『はいからさんが通る』の登場人物

登場人物の多くが
いい味を出しているのですが、
あえて一人選ぶとしたら
出版社の社長であり、
紅緒の上司であった
青江冬星ですね。

銀行家の息子であり、
家にはお金があったはずですが
自分のやりたいことを優先して
出版社を立ち上げています。

裕福な暮らしよりも
自分のやりたいことを優先するとか
かっこいいなと思うんですよね。

イケメンですし。

人使い荒らそうで
部下思いですし。

終盤、紅緒親分と
結婚式を挙げたのもこいつですし。

命を懸けた恋がしたい、なんて思えるかも

とてもロマンチックな物語でした。

いつもは、クサイクサイ
と思ってしまいがちなのですが、
映画館の大きなスクリーンで観た
という臨場感のせいか、
素直に共感できた気がします。

命を懸けるような恋愛も
かっこいいなと思えました。

それこそ、
人に与えられた価値観
かもしれませんけどね。

人生なめてるやつは
『はいからさんが通る』
一度観た方がいいですよ!

自分は人生なめてる
と思っている人は、
与えられた幸せの価値観で
人生なめさせられているだけ
かもしれません。

そんなことに
気付かせてもらえますよ。

人生なめてるメルマガ!

自分の思いで生きる。

しがらみにとらわれまくっていると
なかなかできないものです。

そのうちに、
自分の思いはなんだっけ?
となってしまいます。

実は私がそうなんです。

長いこと他人の価値観で
生きてきた私が
体重と思いを取り戻す過程を
メルマガで配信しています。

思いを取り戻すとは
どういうことなのか、
臨場感を提供したい
と思っています。

自分と向き合ってみたい方は
ぜひ登録してください。

ご登録はこちらから!
↓  ↓  ↓

毎日を面白がっていくためのメールマガジンです。

※「@jikokeihatsu-gekihen.com」というドメインからメールが届きます。あらかじめフォルダ分け設定を行って頂きますよう、お願い致します。
※ワンクリックでいつでも解除可能です。
※メールアドレスは個人情報の観点より、プライバシーを遵守しております。

【こんな記事もどうぞ】

人生なめてるシリーズ。

コメント