人生なめてる大学生

思考・感情との付き合い方

お元気ですか、かにかまです。
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「自分ほど人生なめてる奴はいないと思ってる」

大学生の頃の口癖です。

実際、舐めてたんですよね。

講義には平気で遅れるし、
部活の練習はさぼるし、
それでも、
「人生上手く行くだろう」
と思っている。

こんな楽観的な人はそんなにいないだろう、と。

今回は、そんな話を書きます。

 

人生なめてた理由

人生をなめていたのは、
悩みがなかったからですね。

宗教にはまって、
「信じればなんでも叶う」
「意味のないことは起こらない」

なんて思っていたこともあります。

んで、日本で生活して、死ぬことって
そんなないじゃないですか。

「まぁ、なんとでもなるだろう」

と、甘い見通しをもつようになります。

ある意味、恵まれすぎてますよね。

で、いくつか問題があっても、
「小さなことだ。
自分なりに精一杯やってれば
どうにかなるだろう」
と、問題と本気で向きあおうと
しなくなります。

放っておいたら、自然と解決すると
どこかで思っていたんですね。

自然治癒力で(笑)

妖精さんでも来てくれると
思っていたのでしょうか。

頭の中お花畑〜、ですね。

 

悩みが人を行動させる

思い起こせば、
悩みというのはすごい力を持っています。

「あいつに負けたくない」
「なんとしても大学に行きたい」
「世の中に貢献できる何かを残したい」
「このまま人生終わりたくない」

そんな悩みが、人に行動力を与えます。

思い当たることはありませんか?

疲れて帰宅して、このまま寝たい。

でも、次の試験で良い成績をあげたいから、
疲れた自分を奮い立たせて勉強机に向かう。

家と会社の往復だけで人生終わりたくなくて、
副業情報を必死になって検索する。

あるいは、
好みのエロ動画を探すために、
何時間もネットサーフィンをする。

そんな行動の奥には、
「悩み」があります。

欲求と言い換えることもできるかもしれません。

悩みや欲求と向き合わなければ、
人生お花畑になるでしょう。

良い面も悪い面もありますが、
「悩み」は生き生きと人生を送るために必要。

というのが私の考えです。

それらがなければ、
「生きてるだけで満足」
してしまうからです。

一度だけの人生を、
「ただ生きてるだけ」
で終わらせたくないんですよね。

 

悩まない人は弱い

ジム・コリンズの著書、
ビジョナリーカンパニー②』に、
「最も弱いのは楽観的な人だ」
という話が書いてあります。

たしか、
戦争で捕虜になった人たちの中で、
「クリスマスまでには解放されるだろう」
と、現実を見ようとしない人ほど、
精神をやられたという話。

まさに、
人生なめてた私。

現実の悩みと
向きあおうとしないから弱いのか、
弱いから、
現実の悩みと向きあおうとしないのか。

どちらとも言えるかもしれません。

私がふと悩みに気付いたのは、
宗教をやめたからです。

宗教活動にはまった大学生の末路

信じ続けることができたなら、
ある意味幸せだったのかもしれません。

それまで信じていたものを疑うことは、
自分の人生が否定されたような、
そんな気持ちにさせてくれます。

うつになったことも、
無関係ではないと思っています。

 

そんな私ですが、
今は悩むことが大好きです。

もし、何も悩みがないというのであれば、
「悩みがない」ということに、
一度悩んでみてくださいね〜。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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